国道21号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| 一般国道 | |
|---|---|
|
|
|
| 国道21号 | |
| 総距離 | 101.4 km |
| 制定年 | 1920年 |
| 起点 | 岐阜県瑞浪市 |
| 主な 経由都市 |
岐阜県土岐市、美濃加茂市、 岐阜市、大垣市 |
| 終点 | 滋賀県米原市 |
| 接続する 主な道路 （記法） |
 国道8号 国道19号 国道22号 国道41号 国道156号 国道157号 国道248号 国道258号 国道365号 国道417号中央自動車道 土岐IC 東海環状自動車道 可児御嵩IC 東海北陸自動車道 岐阜各務原IC 北陸自動車道 米原IC |
| ■Template （■ノート ■使い方） ■ウィキプロジェクト 道路 |
国道21号（こくどう21ごう）は、岐阜県瑞浪市から滋賀県米原市へ至る一般国道である。ほぼ全区間が旧中山道を踏襲し、岐阜県美濃地方を横断する重要な幹線道路である。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 歴史
国道21号は、江戸時代以前の中山道の一部を継承する路線である。
1885年（明治18年）の内務省告示第6号「國道表」では、中山道が国道7号「東京より神戸港に達する別路線」（現17号、18号、142号、20号、19号、21号、8号、1号経由）に指定された。この路線に、現国道20号に相当する区間は全て含まれている。
1920年（大正9年）施行の旧道路法に基づく路線認定では、旧7号がほぼそのまま国道14号「東京市より京都府庁所在地に達する路線」となった。1934年（昭和9年）、甲府までだった国道8号が延長されて「東京市より京都府庁所在地に達する路線（甲）」となり、現国道20号の区間を含む下諏訪 - 京都間は国道8号の方が上位路線となった。
1952年12月4日、新道路法に基づく路線指定で一級国道21号（岐阜県土岐郡明世村（現 瑞浪市） - 滋賀県坂田郡米原町（現 米原市））として指定された。1965年4月1日、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道21号となった。
なお、国道21号の起点は国道19号と交わる土岐市大富交点ではなく、国道19号を3キロ程中津川方面に走った所にある瑞浪市山野内交点である。これは国道19号土岐バイパス開通前、旧国道19号と21号の交点が山野内交点にあったことの名残である。
[編集] 重複区間
- 岐阜県瑞浪市（山野内交点） - 岐阜県土岐市（大富交点）：国道19号
- 岐阜県可児市（住吉南交点） - 岐阜県美濃加茂市（新太田橋交点）＜バイパス＞・岐阜県美濃加茂市御門町（御門町交点） - 岐阜県美濃加茂市島町（島町交点）：国道248号
- 岐阜県美濃加茂市御門町（新太田橋交点） - 岐阜県美濃加茂市太田本町（太田本町4丁目交点）：国道41号
- 岐阜県羽島郡岐南町（岐南IC） - 岐阜県岐阜市（茜部本郷交点）：国道22号・国道156号
- 滋賀県米原市西円寺（西円寺交点） - 滋賀県米原市米原（米原警察署前交点）：国道8号
[編集] 通過市町村
※ 松野湖付近で瑞浪市をかすめで通過するが、カントリーサインは設置されていないため、通過地として意識することはない。一方安八町も町の北端を300mほど通過するだけであるが、こちらはサインが設置されている。
[編集] 接続路線
中部地方整備局管内
- 岐阜県
近畿地方整備局管内
[編集] バイパス
なお、岐大バイパスは全線が供用されており、旧区間は主要地方道になっている。
[編集] 道の駅
- 志野・織部（土岐市）
[編集] 別名
[編集] 主な峠
- 次月峠（しづきとうげ）（標高316m）：岐阜県土岐市 - 岐阜県可児郡御嵩町
- 今須峠（標高175m）：岐阜県不破郡関ヶ原町
