喜多俊之
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喜多 俊之(きた としゆき、1942年 - )は、日本のプロダクトデザイナー。大阪市生まれ。
浪速短期大学(現・大阪芸術大学)工業デザイン科卒業。1969年からミラノと大阪で活動を開始。
1980年に発表した椅子「Wink」と1983年に発表したテーブル「Kick」がニューヨーク近代美術館に、1997年には開催されたセビリア万博日本館(1992年)で使用された「MULTI LINGUAL CHAIR」がパリのポンピドゥー・センター、ニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションに選定された。
近年ではシャープのAQUOSの一部モデルや、愛・地球博に出品されたロボットwakamaruのデザインを手がけている。
また、30年以上前から日本の伝統工芸の発展にも取り組むなどの一面がある。
日本の伝統工芸を用いた代表作の中に1971年に発表された「Tako」(美濃和紙)、2003年の「Hanaシリーズ」(有田焼)などがある。
[編集] 主な作品
他多数
[編集] 外部リンク
- 公式サイト 写真付きで作品の解説がある。
- 大阪芸術大学 デザイン学科にて学科長を務めている。