和歌浦天満宮
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和歌浦天満宮 | |
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所在地 | 和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-24 |
主祭神 | 菅原道真公 |
創建 | 10世紀 |
本殿の様式 | 入母屋造 |
例祭 | 3月25日 |
主な神事 | 初天神など |
和歌浦天満宮(わかうらてんまんぐう)は、和歌山県和歌山市和歌浦にある天満宮。毎年多くの受験生が訪れる。
目次 |
[編集] 由緒
延喜元年(901年)に菅原道真が太宰府に向かう途中、海上の風波を避けるために和歌浦に船を停泊した。その時、神社が鎮座する天神山から和歌の浦を望み、2首の歌を詠んだ。
その後、村上天皇の康保年間に参議である橘直幹が太宰府から帰京する途中に和歌浦へ立ち寄り、この地に神殿を建て道真の神霊を勧進して祀ったのが始まりとされる。
[編集] 文化財
[編集] 重要文化財
- 楼門 - 慶長10年(1605年)の建立。入母屋造、本瓦葺き。
- 本殿 - 慶長11年(1606年)の建立。紀伊藩主浅野幸長によって再興されたもの。入母屋造、檜皮葺き。蟇股(かえるまた)には動物や草花の彫刻を入れ、建物各所を極彩色で飾る。
- 末社多賀神社本殿
- 末社天照皇太神宮豊受大神宮本殿
[編集] 祭礼
- 「筆塚」 に使い古しの筆を奉納し、書道の上達を祈る。
[編集] 所在地
- 〒641-0024 和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-24