古川学園高等学校

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古川学園高等学校（ふるかわがくえん こうとうがっこう）は、宮城県大崎市にある、私立の男女共学校。

2003年4月に古川商業高校から古川学園高校と改称。国分秀男前女子バレー部監督が率いて県大会以上の優勝150回。全国大会出場77回、うち全国制覇12回。平成11年には女子バレー三冠（春高バレー、インターハイ、国体）を制覇する。8年から11年までは春・夏ともに4年連続出場という高校バレー史上初の快挙を果たす。女子バレーボール界では古川学園出身の著名人も多い。

目次 1 沿革 2 学科 3 主な卒業生 4 進学校としての側面 5 所在地 6 関連項目 7 外部リンク

[編集] 沿革

• 1954年 古川商業専修学校として設立。古川高等商業学校に改称。
• 1956年 古川商業高等学校に改称。
• 1986年 一般コース、進学コース設置
• 1990年 普通科設置。
• 1994年 普通科進学コース設置。
• 1997年 初めて東大合格者輩出。
• 2003年 古川学園高等学校に改称。
• 2008年 古川学園中学校を設立し、中高一貫校となる予定。

[編集] 学科

• 全日制課程
  • 普通科進学コース
  • 普通科総合コース
  • 情報ビジネス科

[編集] 主な卒業生

• 村田美穂（バレーボール選手）
• 板橋恵（バレーボール女子日本代表）
• 菅山かおる（元バレーボール女子日本代表）
• 高橋翠（バレーボール女子日本代表）
• 大沼綾子（元バレーボール女子日本代表）
• 高橋めぐみ（元バレーボール女子日本代表）
• 西堀健実（ビーチバレー女子日本代表）
• 西堀育実（バレーボール選手）
• 平山恵（元バレーボール選手）
• 冨田寧寧（バレーボール選手）
• 三上彩（バレーボール選手）

[編集] 進学校としての側面

「古川商業高校」の頃から非常に進学に力を入れており、毎年、東京大学をはじめ、東京工業大学・慶應義塾大学・早稲田大学・東北大学等、有名大学へ多数合格者を輩出している。このことが、「古川学園」への改名の理由の一端を担っている。

普通科進学コースに入学する生徒はそのほとんどが専願であり、中にはあえて宮城県ナンバースクールではなく当校を志願する者もいる。また、地方からも入学者がいる。普通科進学コースの3年生は、8月の夏合宿（勉強合宿）から「絶対合格」と書かれた鉢巻に、自分の志望校をマジックで上書きしたものを頭に巻き、早朝から夜分まで日々勉学に勤しんでいる。普通科進学コースの生徒は一般の部活動には所属せず、進学研究会という愛好会に名目上所属し、放課後の部活動の時間帯に補修や追試、自習等を行っている。この時間を「進研」と呼んでいる。一般の部活動がない代わりに週に一度20以上の特別講座が設けられ、他の科の部活動と同様に講座ごとに発表やイベントを行い文化祭を活気付けている。

カリキュラムが受験一辺倒になっていて、他の教養科目がおろそかになっているという批判があるが、それを実証するかのごとく未履修問題が露見した。普通科進学コースで必修科目6科目の未履修であったことを、2007年12月4日に高校側が発表したもので、3年次在学者の卒業単位不足問題が生じる可能性があり、1,2年次でも同様のカリキュラムのため急遽見直しを迫られている。2006年に未履修問題が騒がれた際に、宮城県の調査に対して未履修はない旨報告しており、事実を隠蔽した疑いもある。

年度の主な行事には、50キロ強歩、大学見学会、登山、スキー教室などがある。

これに関連して、2008年に「古川学園中学校」を設立し、中高一貫校となる予定。

[編集] 所在地

〒989-6143　宮城県大崎市古川中里六丁目2番8号

[編集] 関連項目

• 宮城県高等学校一覧

[編集] 外部リンク

• 古川学園高等学校