加藤明
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加藤明（かとう あきら、1933年1月3日 -1982年3月20日 ）は日本の元バレーボール選手、元バレーボール全日本選手、バレーボールペルー女子代表監督。神奈川県小田原市出身。無名であったペルーのバレーボールチームを世界のトップレベルまで引き上げて1968年メキシコ五輪ではチームを4位入賞へと導いた。
[編集] 来歴
慶應義塾大学法学部在学時からバレーボールの選手として活躍。1955年に八幡製鉄に入社し、1960年に主将を務めた。1960年世界選手権に出場した後、現役を引退した。
1961年に大学の先輩で母校の監督をしていた松平康隆から後任として監督をしないかという誘いがありこれを引き受ける。1964年に慶應義塾大学を全日本大学選手権で優勝に導いた。
1965年、松平康隆を通じてペルーから監督の依頼が来てこれを引き受ける。1967年女子世界選手権にペルーの監督として出場する。結果は出場国中最下位であったが、翌年の1968年メキシコ五輪では4位入賞を果たした。
1982年、ウイルス性肝炎を発病しリマ市内の病院で死去。享年49。翌日のペルーの新聞では、『ペルーは泣いている。』、『ペルー人といってもいい日本人。』などの大見出しをつけて加藤の死が報じられた。
[編集] 参考文献
- 上前淳一郎『アキラ！ 加藤明・南米バレーボールに捧げた一生』（角川書店）
