劉亦菲
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劉亦菲 | |
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出生 | 1987年8月25日 中華人民共和国湖北省武漢 |
職業 | 俳優、歌手 |
各種表記 | |
簡体字 | 刘亦菲 |
繁体字 | 劉亦菲 |
ピン音 | Liú Yìfēi |
発音転記 | リウ・イーフェイ |
ラテン字 | Liu Yifei |
英語名 | Crystal Liu |
劉 亦菲(リウ・イーフェイ、Liu Yifei、1987年8月25日 - )は、中国出身の女優、歌手。身長は170㎝、血液型はB型、本名は劉茜美子、国籍は米国。
目次 |
[編集] 人物・来歴
父の安少康はフランス語学者、母の劉曉莉[1]は国家一級演員の資格を持つ舞踊家。生後間もなく両親は別居(その後離婚)し母に引き取られて育つ。
9歳の時に母と米国へ渡るが、女優を志し14歳で帰国。著名な実業家・陳金飛[2]のマネジメントを受け、テレビドラマ『華の家族(原題:金粉世家)』に出演し芸能界にデビューした。続いて金庸原作の武侠ドラマ『天龍八部』の主要キャストにも抜擢され、確かな演技力と透明感溢れる美しさに大きな注目が集まり、人気が急上昇、中国の国民的美少女と謳われるようになった。
2003年から2006年7月に卒業するまで北京電影学院表演系本科に在籍。演技の勉強を積む傍らでテレビドラマ『神雕侠侶』の主演を務めるなど、映画やテレビドラマの話題作品への出演が相次ぎ、中国の次の世代を担う女優として大きな期待を集めている。
2007年には、米国の大手芸能事務所ウィリアム・モリス・エージェンシーと所属契約を結び、『ドラゴン・キングダム(原題:The Forbidden Kingdom、功夫之王)』(米中合作、監督ロブ・ミンコフ)にヒロインの金燕子役で出演しハリウッドデビューを飾った。
日本に於いては、2005年に衛星放送チャンネルで放映が始まった『天龍八部』で注目されるようになった時期に、ソニー・ミュージックエンタテインメントと歌手として契約して話題になった(以後の実績については下記参照)。
エール大学への進学を予定していたが、映画出演の仕事を優先して延期中である。
[編集] 日本での主な芸能活動
2005年
- 8月にソニー・ミュージックエンタテインメントと正式契約。
- 以降、日本に滞在して歌やダンス及び日本語のレッスンを積む。
2006年
- 7月1日より公共広告機構臓器提供意思カードCMに出演。
- 7月19日に日本語のデビューシングル『真夜中のドア』を発売(テレビ東京放送のアニメ『出ましたっ!パワパフガールズZ』エンディングテーマ)、歌手名は“イーフェイ”。
- 9月6日にデビューアルバム『All My Words』を発売。収録曲『世界の秘密』はチャンネルNECOで放映(2007年1月~)されたテレビドラマ『神雕侠侶』のエンディングテーマに採用される。また同時期に中国を初めアジア各国でアルバム『劉亦菲』を発売した。
なお、日本においてテレビ出演やコンサート等は行っておらず、デビューアルバムのリリース以降日本での活動は事実上休止状態となっている。
[編集] 出演作品
[編集] 映画
- 五月之恋(邦題:五月の恋、2004年)
- 恋愛大贏家(2004年)
- The Forbidden Kingdom(邦題:ドラゴン・キングダム[1]、中国語題:功夫之王、2008年)
[編集] テレビドラマ
[編集] 脚注
- ^ 劉亦菲に瓜二つの容貌と常に娘に帯同するステージママぶりが有名。『ドラゴン・キングダム』で女優デビューし話題となった。後述する陳金飛のインタビューでは、渡米した翌年に在米弁護士と再婚したとされている。
- ^ 私営企業北京通産投資集団を率い、劉亦菲から「爸爸(パパ)」と呼ばれる陳金飛は、彼女の母と再婚し継父となった人物であるとされていた。2008年5月のインタビューで「劉親子とは古くからの知人で、芸能界入りについての相談を受けた。」「自分は言わば亦菲の“教父”である。」等語り、従来の「継父」説を否定している。
参考資料:劉亦菲“富豪継父”曝光(南方都市報) ハリウッド進出のリウ・イーフェイ、噂の「パパ」は富豪ランク23位の有名人―中国(レコードチャイナ)