ノート:副大臣
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[編集] IP氏の加筆を差し戻した理由について
さきほど、IP利用者である124.87.27.184氏が『なお内閣総理大臣には副大臣(いわゆる副首相)は2008年現在存在しない。』という一文を加筆されましたが、まったくもって妥当性を欠くため消去・差戻しをさせていただきました。同IP氏に申し上げますが、せっかくの初投稿に早速の横やりを入れて申し訳ない。しかし、あなたのそのご認識を百科事典に載せることを放置することはできないので、ご理解願いたく思います。以下、なぜ「妥当でない」のかの理由です。
- 少々ヘタクソなたとえだが野球で言う。総理は監督、他の大臣は一軍選手、副大臣は一軍半の選手、大臣政務官は二軍選手、とするなら、副総理(他国で言う副首相)はヘッドコーチとか助監督に当たる。それを『副大臣(いわゆる副首相)』という表現で、一軍半と助監督を同列のように扱うのは明らかに誤り。単に「副」の字が同じだけで、レベルは全然違う。
- 内閣総理大臣には、(1)合議体である内閣のトップ、(2)内閣官房の主任の大臣、(3)内閣府の長、という側面がある(ホントはまだあるけど割愛)。(1)の側面で見た場合は、確かに総理のための副大臣はいないが、(2)の側面で見た場合は、総理のド直下の副大臣はいないが内閣官房長官の下に「内閣官房副長官」がいてこれが事実上「総理のための副大臣格の職」と言えなくもないし、(3)の側面で見た場合は、これも内閣官房長官というクッションはあるので厳密には総理直下とは言い切れないが「内閣府副大臣」というのがちゃんといる。
したがいまして、(2)の視点で言えば「副大臣っぽいのはいる」ということになるし、(3)の視点で言えば「内閣府副大臣がいる」ということになるのです。だから総理に直属する副大臣がいない、と断言する表現は正しくないのです。当方が思いますに、要するにあなたは「今の日本にいわゆる副首相がいない」ということをおっしゃりたいのだと思われ、そこに誤って「副大臣」という文字を使われてしまったのだと思うのですが、既に述べましたように、ここの記事「副大臣」は一軍半選手の記事です。助監督である「副総理」のことをあれこれ書くのは全くのお門違いなのです。できましたら、今後「副総理」、「内閣総理大臣臨時代理」、「主任の大臣」などの記事を参照され、ご理解を深めていただければ幸いです。なお、さきほどの差戻し処理の際に「大変申し訳ないが」という前置きを付けたとはいえ「理解不足としか言いようがない」と要約欄でコメントしたためご気分を害されたかも知れません。もしそうでしたらお詫び致しますとともに、問題を放置をせずここで一応ご説明を申し上げたという点をご斟酌いただければ、と思います。--無言雀師 2008年4月16日 (水) 15:54 (UTC)