全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(ぜんこくこうとうがっこうそうごうたいいくたいかいバスケットボールきょうぎたいかい)は、全国高等学校総合体育大会(通称インターハイ)の競技の一つ、バスケットボールの夏の全国大会である。また全国高等学校バスケットボール選手権大会を兼ねている。漫画スラムダンクのモデルになった大会である。
[編集] 概要
日本の高等学校バスケットボール界では、12月に行われる冬の全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(JOMO杯ウィンターカップ)に並ぶが、この大会が最も重要な大会とされる。
開催地は全国高等学校体育連盟の指示により毎年変わる。
出場校は、47各都道府県の内、東京都は3校、北海道・大阪府・神奈川県・埼玉県・千葉県・静岡県・愛知県・兵庫県・福岡県は各2校、それ以外の府県は各1校、そして開催地都道府県はもう1校増加されて(東京なら4校、前記の2校出場地区は3校、それ以外は2校)、合計男女各59校(計118校)が参加する。
大会は全てトーナメント方式で行われ、この内男女各強豪の5チームは第1~5シードされ2回戦が初戦となる。
[編集] 歴代優勝校
回数は前身大会より数える。
回 | 年度 | 会場 | 男子優勝校 | 女子優勝校 |
---|---|---|---|---|
全国高等学校バスケットボール選手権大会 | ||||
1 | 1948年 | 福岡 | 山城 | 浦和一女 |
2 | 1949年 | 東京 | 札幌第一 | 浦和一女 |
3 | 1950年 | 愛知 | 福岡 | 浦和一女 |
4 | 1951年 | 愛知 | 北越商業 | お茶の水 |
5 | 1952年 | 山形 | 三条 | 岡谷東 |
6 | 1953年 | 新潟 | 佐賀 | 就実 |
7 | 1954年 | 秋田 | 武蔵 | 浦和一女 |
8 | 1955年 | 兵庫 | 三条 | 浦和一女 |
9 | 1956年 | 鳥取 | 武蔵 | 浦和一女 |
10 | 1957年 | 東京 | 武蔵 | 栃木女子 |
11 | 1958年 | 宮城 | 山城 | 浦和一女 |
12 | 1959年 | 熊本 | 中大杉並 | 浦和一女 |
13 | 1960年 | 福井 | 中大杉並 | 栃木女子 |
14 | 1961年 | 青森 | 中大杉並 | 宇都宮女商 |
15 | 1962年 | 山形 | 松江工業 | 宇都宮女商 |
16 | 1963年 | 新潟 | 三条 | 名古屋女商 |
17 | 1964年 | 静岡 | 三条 | 宇都宮女商 |
18 | 1965年 | 長崎 | 中大付属 | 高田北城 |
全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会 | ||||
19 | 1966年 | 秋田 | 習志野 | 安城女短付 |
20 | 1967年 | 石川 | 徳島海南 | 宇都宮女商 |
21 | 1968年 | 広島 | 松江工業 | 名古屋女商 |
22 | 1969年 | 栃木 | 中大付 | 名古屋女商 |
23 | 1970年 | 和歌山 | 能代工業 | 名古屋女商 |
24 | 1971年 | 香川 | 明大中野 | 大曲 |
25 | 1972年 | 福島 | 中大付 | 鶴鳴 |
26 | 1973年 | 三重 | 京北 | 大妻 |
27 | 1974年 | 福岡 | 福岡大大濠 | 樟蔭東 |
28 | 1975年 | 東京 | 能代工業 | 樟蔭東 |
29 | 1976年 | 長野 | 能代工業 | 大妻 |
30 | 1977年 | 島根 | 土浦日大 | 樟蔭東 |
31 | 1978年 | 山形 | 洛南 | 樟蔭東 |
32 | 1979年 | 滋賀 | 能代工業 | 小林 |
33 | 1980年 | 徳島 | 能代工業 | 東京成徳 |
34 | 1981年 | 神奈川 | 土浦日大 | 樟蔭東 |
35 | 1982年 | 鹿児島 | 能代工業 | 昭和学院 |
36 | 1983年 | 愛知 | 能代工業 | 東京成徳 |
37 | 1984年 | 秋田 | 能代工業 | 東京成徳 |
38 | 1985年 | 石川 | 能代工業 | 薫英 |
39 | 1986年 | 岡山 | 九産大付九州 | 名古屋短付 |
40 | 1987年 | 北海道 | 福岡大大濠 | 名古屋短付 |
41 | 1988年 | 兵庫 | 北陸 | 富岡 |
42 | 1989年 | 愛媛 | 能代工業 | 名古屋短付 |
43 | 1990年 | 宮城 | 洛南 | 名古屋短付 |
44 | 1991年 | 静岡 | 能代工業 | 鶴鳴 |
45 | 1992年 | 宮崎 | 土浦日大 | 名古屋短付 |
46 | 1993年 | 栃木 | 能代工業 | 中村学園 |
47 | 1994年 | 富山 | 能代工業 | 名古屋短付 |
48 | 1995年 | 鳥取 | 能代工業 | 名古屋短付 |
49 | 1996年 | 静岡 | 能代工業 | 名古屋短付 |
50 | 1997年 | 京都 | 能代工業 | 聖和学園 |
51 | 1998年 | 高知 | 能代工業 | 富岡 |
52 | 1999年 | 岩手 | 新潟商業 | 桜花学園 |
53 | 2000年 | 岐阜 | 能代工業 | 桜花学園 |
54 | 2001年 | 熊本 | 能代工業 | 桜花学園 |
55 | 2002年 | 茨城 | 北陸 | 常葉学園 |
56 | 2003年 | 長崎 | 能代工業 | 桜花学園 |
57 | 2004年 | 島根 | 福岡第一 | 桜花学園 |
58 | 2005年 | 千葉 | 延岡学園 | 東京成徳 |
59 | 2006年 | 大阪 | 北陸 | 桜花学園 |
60 | 2007年 | 佐賀 | 能代工業 | 桜花学園 |