僕と彼女の×××
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僕と彼女の××× | |
---|---|
ジャンル | ラブコメディ |
漫画 | |
作者 | 森永あい |
出版社 | マッグガーデン |
掲載誌 | 月刊ステンシル(エニックス) |
発表期間 | 2001年2月 - 連載中 |
巻数 | 5冊(2008年3月現在) |
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『僕と彼女の×××』(ぼくとかのじょのペケみっつ)は森永あいによる漫画作品。月刊コミックブレイドアヴァルス(マッグガーデン)で隔月連載中(奇数月号に掲載)。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 概要
もとは「月刊ステンシル」(エニックス(現スクウェア・エニックス)刊)にて2001年3月号から11月号まで隔月で連載。第5話まで掲載された後、一旦終了し掲載誌を月刊コミックブレイドに移し2002年4月号(第1回[1])から2007年10月号(第33回)まで隔月で連載。2007年11月号より月刊コミックブレイドアヴァルスに掲載誌を移籍、現在に至るまで連載中。
主人公あきら・片思いの相手菜々子に二人の親友千本木と椎名が加わって、この4人の学園生活をメインに節操のないあきらと親友たちの織りなす奇妙な四角関係を独特の視点から描きあげた、新世紀型男女交換ラブストーリーの決定版。キャッチ・コピーは「新世紀型 愛憎悲喜物語」(しんせいきがた ラブストーリー)。
2005年に読者プレゼント用にCDドラマ化、また実写映像化もなされている。
2007年11月頃に携帯コミック化された。
[編集] あらすじ
上原あきらは、同じクラスの桃井菜々子に一目惚れしてしまった。ある日、菜々子の祖父・桃井萬造の実験のせいでふたりの中身が入れ替わってしまう。菜々子との距離が一気に近づき喜びながらも戻ろうと必死なあきらに比べ、菜々子は水を得た魚のごとく男としての生活を楽しんでいて……。
[編集] 登場人物
[編集] あきらとクラスメイト
- 上原あきら (うえはら あきら)
- この物語の主人公。武蔵野学院高等学校の1年3組[2](進級後は2年4組)。趣味は碁で、部活も囲碁クラブに所属。煮っころがしが一番の好物[3]。
- 美青年と言えるほどの外見を持ち、成績も上位で運動神経も抜群という「素材だけはいい」キャラであるが、地味な性格のためクラスでも目立たない存在だった。菜々子に一目惚れをしておりひそかに想っていたが、菜々子の祖父の実験で菜々子と入れ替わってから運命が一変してしまう。その性格ゆえに入れ替わっている状態の方が素の菜々子より女の子らしく見られてしまい、親友だった千本木にまで言い寄られてしまう事態に。周囲の人間もこの入れ替わった状態に動揺しつつもどちらかといえば肯定的な捉え方をするため、一人だけで元に戻ろうと奮闘する形になってしまっているが、こんな状況になってもまだ菜々子への想いは持ち続けている。自分からは女の子の手も握れないような奥手で、興奮するとすぐに鼻血が出る。
- 入れ替わった状態では、「菜々子(椎名)」「上原(菜々子と二人の時)」「あきら(千本木と二人の時)」「桃井(その他)」と呼ばれるが紛らわしいので本稿では「あきら(体は菜々子)」に統一する。
- 桃井菜々子 (ももい ななこ)
- 立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花(…黙っていれば)。162cm48kg[3]バストはDカップ。ロングヘアーに左右のリボンがトレードマーク。
- この物語のヒロイン。外見はちょっといないくらいの美少女だが、言い寄る男を殴り飛ばしたり、人前でハナクソをほじったり、調理が面倒だと言って生肉をかじったりと男勝りの凶暴で横暴な性格を持っているため、周りからは野獣と恐れられている。保健体育以外の成績はかなり悪くいつも追試を受けまくっており、マークシートでない数学の問題に鉛筆を転がすほど。あきらと同じ高校にどうやって入学したのかは謎。祖父の実験であきらと入れ替わってしまうが、この状況を楽しんでるとすら思えるほどの素振りを見せ、あきらの姿のまま親友の椎名と付き合い始めてしまう。あきらが自分のことを想っていることには全く気付いていない。愛読書は週刊ゴング。自分(あきら)の部屋に「俺とアイツの×××」もしっかり保管している。「さ●」の兄貴募集コーナーを大喜びで立ち読みするあたり、ある程度好きなのかもしれない。携帯は持っていない。
- 入れ替わった状態では、「上原(椎名)」「桃井(あきらと二人の時、千本木とあきらが二人の時)」「あきら(千本木)」と呼ばれるが紛らわしいので本稿では「菜々子(体はあきら)」に統一する。
- 千本木進之介 (せんぼんぎ しんのすけ)
- あきらの小学校時代からの親友。第1話から登場。金髪に近い茶髪で髪はながめ。修学旅行編頃から後ろを縛るようになった。
- 姉が三人いるためかあきらと違って女の扱いには慣れている。顔も頭も運動神経も良く、子供から人妻まで幅広い女性にモテる。あきらとは碁や人生ゲームでよく遊んでいた。あきらと菜々子の変化に驚くものの、急に女の子として魅力的になったあきら(体は菜々子)に好意を持ち半ば強引に言い寄るようになる。あきらとは付き合いが長いため二人の秘密に気がついてしまうが、あきら(体は菜々子)をうまく誘導して……。
- 西村 (にしむら)
- あきらの隣の席の女の子。第1話に登場。おかっぱ頭にそばかすがチャームポイント。桃井家の近くに住んでいる。
- 中田 (なかた)
- あきらのクラスメイト。第1話に登場。丸い眼鏡にそばかすがチャームポイント。西村よりも桃井家の近くに住んでいる。
- 椎名真琴 (しいな まこと)
- 菜々子の高校からの親友。第3話から登場。茶髪に襟足までのソバージュが似合う女の子。
- 体育時間中に急に男らしくなった菜々子(体はあきら)にお姫様だっこで保健室に運んでもらったことをきっかけにあきらと付き合うように。お菓子作りが上手で、椎名の作るワッフルは絶品。顔に似合わずゴーカイな(とゆーかウカツな)寝相。菜々子の友達だけあって自分でも神経太いと言っている。あきらのまわりでは唯一マトモな人で、落ち込んだあきら(体は菜々子)の癒し的存在。
- 委員長
- 2年に進級後のクラスの委員長。第22話から登場。雑学ハカセでアルバム委員。
- 漫研所属で学園祭ではロミオとジュリエットのポスターを描いた。801系同人誌をコミケで販売する姿はあひるの王子さまにも登場していた。クラスメートの腐女子2人と仲がよいので女性と思われがちだがれっきとした男性(制服は詰め襟)。
- 筒井 (つつい)
- 2年に進級後のクラスメイト。第22話から登場。腐女子2人のうち茶髪(?)でショートカット、耳の上にヘアピンで××(ぺけふたつ)型に髪を留めている方。
- 学園祭の舞台では衣装係を担当。「俺とアイツの×××」を保存用・自分用・布教用の3冊持っている。1年のバレンタインで1コマだけよく似た二人組が出てくるが、この二人かどうかは不明。
- 修学旅行ではあきら(体は菜々子)・椎名と同じ部屋になるなど結構仲がよい。ほかの女子達とともに千本木を狙っている。
- 蜷川 (にながわ)
- 2年に進級後のクラスメイト。第22話から登場。学園祭の舞台の監督&脚本を担当。
- カメちゃん
- 2年に進級後のクラスメイト。第41話に登場。修学旅行で宇佐美とうまくいったようだ。
[編集] 上原家
- 上原美羽 (うえはら みう)
- あきらの妹で小学生。第2話から登場。結構ませている。
- 男はワイルド系が理想で、以前はどんくさい兄あきらをバカにしていたが、菜々子(体はあきら)に「おしおき」されて以来、兄を尊敬するように。現在では「兄萌え」同人誌を購入するまでに至っている。
- あきらの父
- あきらの父親。第2話から登場。
- 日曜日は家でパジャマでゴロゴロしている。頼りないあきらを心配していたが、菜々子と入れ替わってからはほがらかな家庭に。
- あきらの母
- あきらの母親。第2話から登場。
- 煮っころがしが得意でいつもにっこりしている。レスラー体型の息子はイヤ。息子がしっかりしてきて本当に喜んでいる。
[編集] その他の人物
- 桃井萬造 (ももい まんぞう)
- 菜々子の祖父(初出時69歳)。第1話から登場。胴囲129cm。
- 科学者で本来は人間を縮小(マイクローン)させる装置を開発中だったが、装置に巻き込まれたあきらと菜々子は入れ替わってしまった。この事態を全く深刻に考えておらず、むしろ喜んでいる。あきらの菜々子への想いをダシにあきらに金をねだるなど酷い性格をしている。メタボ爆発なカラダなので健康器具が部屋にいっぱいおいてあるが、あまり使っていない。二人を元に戻す機械(いれかえクン)を直す気はないようだ。
- 福岡先生 (ふくおか)
- あきら達の1年3組の担任。第1話から登場。名前が出るのは番外編(コミックブレイドMASAMUNE)から。白髪に眼鏡をかけた先生。
- 占いのお姉さん
- おっぱい占いの占い師。第6話から登場。眩いほどの爆乳。
- 10分1000円でおっぱいを揉んで占ってもらえる(揉まなくても占いが出ることもある)が、占い対象が女性の場合はお姉さんが対象者を揉む。占いの腕だけでなく呪いにも精通していたり惚れ薬まで売っている謎の人だが、普段はノーメイク+ジャージ+眼鏡姿なのでぱっと見誰だかわからない。シスコンは嫌い。
- バイトの先輩
- 椎名とあきら(体は菜々子)のバイト先(アンノミラーズ)の先輩。第9話から登場。関西弁を話し、あきらに女の武器を授けた師匠。チョコが大好きだがあげる恋人はいないようだ。
- 豚田 (とんだ)
- わんこソーキソバ大会の参加者。第11話に登場。鼻ペチャ。見るからに本命だったが、あきら(体は菜々子)の驚異的な胃袋に完敗を喫する。
- 椎名勝平 (しいな かっぺい)
- 椎名真琴の兄(初出時22歳)。第15話から登場。
- 日本体育学院大卒で、あきら達の保健体育の教師だが行動パターンは小学生並。何よりも妹が大切で菜々子(体はあきら)と真琴の中を裂くために色々と邪魔をしようとする。菜々子のことをガザツ女と呼び忌み嫌っていた。あきら(体は菜々子)が繰り出した女の武器「ごめんなさい♥」攻撃にノックアウトされ惚れるものの、23年間恋などしたこともなく何が起こっているのか自分でもよくわかっていない。よく真琴に放置プレイされる。あきらと並んで(森永あい作品定番の)鼻血キャラ。短足。
- 下村先生 (しもむら)
- あきら達の2年4組の担任。第17話に登場。名前だけ。
- 御手洗先生 (みたらい)
- あきら達の修学旅行の引率担当。第35話に登場。修学旅行当日にノロウィルスで倒れた。
- 園美先輩 (そのみ)
- 千本木の中学時代の先輩。番外編(コミックブレイドZEBEL vol.2)に登場。ショートヘアーに童顔で性格も天真爛漫。千本木に思われているが年下には興味がなく全く相手にしない。
- 三宅 (みやけ)
- 千本木の中学時代の彼女。番外編(コミックブレイドZEBEL vol.2)に登場。ロングヘアーで左目の泣きぼくろがチャームポイント。
[編集] 人物以外で登場するもの
実在の名物やそのパロディから架空の機械まで様々なものが登場するが、主に2回以上登場する重要なものを記載する。
- いれかえクン
- この物語の発端でありあきらの最終目標でもある。第1話から登場。被験者が頭にかぶり、レバースイッチをONにすることでマイクローンになれる。はずだったが、どういう訳かあきらと菜々子の人格が入れ替わってしまった。菜々子が壊してしまったため今は使えない。
- やきそばパン
- コッペパンの間に焼きそばを挟んだパン。第1話から登場。ある日の昼休み、あきらが最後の一個を買ったため菜々子は買うことができなかった。この一件から二人の関係は始まった。120円。
- 電気あんま
- 菜々子(体はあきら)の必殺技のひとつ。第2話から登場。生意気で兄を馬鹿にしていた美羽を一撃でブラコンにするほどの威力があるが、短足の人は技を掛けることができないという致命的欠点がある。
- 保健室
- 校内で怪我をしたときなどに行く。第3話から登場。椎名と菜々子(体はあきら)が付き合うきっかけの場であり、あきら(体は菜々子)と千本木の初キッスの場であり、千本木が眼鏡を掛ける決意をした場でもある。
- ソックス
- 菜々子(体はあきら)の必殺技のひとつ。第4話から登場。通常は足の保温等に用いるが、これ以外を身に纏わず登校したり回覧板を持っていくことであきらに対する必殺技となる。菜々子が元に戻る気がなくなってからは禁じ手となっている。
- 会議室
- 千本木があきら(体は菜々子)に言い寄るための教室。第6話から登場。扉を閉めるときは後ろ手で閉める。一時的に荷物を置くことに使うこともある。
- キ×××
- 睾丸。第7話から登場。「男のクセにホントにキ×××ついてんのー!?」は美羽の台詞だが、菜々子も同じ台詞を使う。題名の「ペケ3つ」とは無関係。……多分。
- ゴメンナサイ♥
- あきら(体は菜々子)の必殺技。第9話から登場。バイト先の先輩から伝授された。店長の怒りゲージを満タンから0まで下げることができる。椎名勝平を病院送りにしたのもこの技。
- 砂
- あきら(体は菜々子)が鳥肌が立ったときなどに耳と口から流れ出る。第12話から登場。回を追うごとに出る量が増えている。
- ホレ薬
- 好きな人に好意をもってもらえる素晴らしい薬。第14話に登場。菜々子(体はあきら)の占いが続行不能になった代わりに占いのお姉さんから貰う。薬が効くと「くるっくー」が「くるっポー」に変わる。賞味期限が切れて味が落ちても効果に影響はない。
- ひぐま落とし
- 菜々子(体はあきら)の必殺技のひとつ。第18話から登場。この技の失敗がもとで千本木に秘密がばれることとなる。元ネタはスポ根バレーボールドラマのスパイク技。張怡寧も福原愛も実在の卓球選手。
- 耳かき
- 萬蔵の夢。第20話から登場。ひざ枕とセットで行う。そのために健康器具をお金に換え、5日間何も食べす、眠らず、トイレも行かなかったほど(まさかアテ●ト?)執着している。
- ロミオとジュリエット
- 学園祭のクラスの出し物。第20話から登場。あきら(体は菜々子)はジュリエット役をやることに。千本木はロミオ役で溢れ出る才能を発揮する。菜々子(体はあきら)は木。(関連項目:布施明・イッセー尾形・オリヴィア・ハッセー)
- 俺とアイツの×××(おれとあいつのペケみっつ)
- 委員長が描く同人誌。第25話から登場。一部に熱狂的ファンを持つ。オフィシャルサイトは「http://www.oretoaitsu.えーと」。裏表紙は薔薇の花。
- 俺とアイツの×××第2シーズン(おれとあいつのペケみっつだいにシーズン)
- 委員長が描く同人誌の最新刊。海賊本に登場。委員長が寝ないで頑張って冬コミに間に合わせたが、修正が甘くて赤紙を貼られてしまったといういわく付きの作品。トーン三重貼り。
- 二本足で立つ大アリクイ
- 地ベタで寝るコアラ(元ネタ不明)、独眼流パンダ(元ネタ不明)と並んで下野動物園の人気者。第30話から登場。元ネタは風太。見ていると何か凄い不安になる。
- カッパ像
- 定山渓温泉のマスコットキャラクター(実話)。第39話から登場。自由時間にみんなでカッパ像巡りに行くが、あきら(体は菜々子)は行かなかった。ミス定山渓カッパ像は菜々子(体はあきら)のツボにはまったようだ。
[編集] タイムチャート
隔月連載で実時間とストーリー上の季節が一致せず、番外編も多いため時間の流れがわかりにくい。ここでは各エピソードの時期を記載する 。
[編集] 高校入学前
- 中学2年の6月〜9月
- 千本木と園美先輩の話(番外編 コミックブレイドZEBEL vol.2)
[編集] 高校1年生
- 4月
- 4月初旬 紅白まんじゅうの話(番外編 単行本2巻)
- 5月
- 5月下旬 あきらの片思い開始(やきそばパン)(第1話・回想)
- 6月
- 6月上旬 あきらが桃井に名前を覚えてもらった日(番外編 コミックブレイドZEBEL vol.4)
- 11月
- 11月上旬〜中旬 入れ替わり事件(第1話)
- 11月上旬〜下旬 椎名とあきら(中身は桃井)の交際開始(第5話)
- 11月下旬 あきら(体は菜々子)の上原家訪問(第7話)
- 11月下旬 あきらと菜々子の試験勉強(第8話)
- 12月
- 12月上旬 バイト開始(第9話)
- 1月
- 1月初旬 沖縄旅行(第10話)
- 1月上旬〜下旬 菜々子(体はあきら)のおっぱい占い(第13話)
- 2月
- 2月12日 チョコレートパフェ(第14話)
- 2月14日 バレンタインデー(第14話)
[編集] 高校2年生
- 4月
- 4月初旬 椎名勝平登場(第15話)
- 4月〜5月上旬 球技大会(第18話)
- 4月下旬〜5月中旬 いれかえクン修理未遂(第20話)
- 5月
- 5月上旬〜中旬 あきらの体が学校で千本木を襲った日(第23話)
- 5月中旬〜下旬 学園祭当日(第24話)
- 6月
- 6月1日 衣替え(第26話)
- 7月
- 7月14日 あきら(体は菜々子)と千本木の交際開始(第29話)
- 7月16日 仏滅デート(第30話)
- 7月中旬 おニューの勝負パンツ(第34話)
- 8月
- 7月下旬〜8月中旬 美羽の話(番外編 コミックブレイドZEBEL vol.3)
- 8月上旬 修学旅行編(第35話〜)
- 6月〜9月 椎名兄が菜々子(体はあきら)に闘いを挑む話(番外編 コミックブレイドZEBEL vol.6)
- 10月以降
- 10月〜秋 千本木が上原家に遊びに行く話(番外編 ビジュアルガイドブック)
- 1月
- 1月上旬 同人誌の話がちんぷんかんぷんな話(コミックブレイド海賊本)
- 不明(高1の11月〜冬 または 高2の冬)
- あきらと萬造が入れ替わる話(番外編 コミックブレイドZEBEL vol.5)
[編集] 単行本
雑誌掲載時の扉絵には「僕と彼女の×××」のタイトルロゴが書かれるが、単行本にはこのロゴは(表紙を含め)一切出てこない。
- 第1巻「禁断のラブゲーム、始まる。」(2002年12月10日発売)ISBN 4901926241
- 第2巻「それは友情?それとも愛情?」(2004年6月10日発売)ISBN 4861270464
- 第3巻「もう、ただの親友同士には戻れない。」(2005年9月10日発売)ISBN 4861271932
- 第4巻「越えてはいけない境界線……踏み越えました。」(2007年2月10日発売)ISBN 4861273579
- 第5巻「すれ違う想いに、心いためて……。」(2008年3月28日発売)ISBN 4861274886
- 単行本未収録の本編 2008年3月現在
- なし
[編集] 番外編
- コミックブレイドMASAMUNE 2003年7月号臨時増刊(2003年6月15日発売)
- 菜々子の高校入学式の話 単行本2巻収録
- コミックブレイドZEBEL vol.2 2005年8月号臨時増刊(2005年7月19日発売)
- 千本木の中学時代の話(巻頭カラー)単行本4巻収録
- 「僕と彼女の××× ビジュアルガイドブック」出張版(2005年10月14日発売) ISBN 486127205X
- 千本木が菜々子(体はあきら)の家に遊びに行く話 単行本5巻収録
- 同人誌の話がちんぷんかんぷんな話。1ページのみ。 単行本未収録
- コミックブレイドZEBEL vol.3 2006年4月号臨時増刊(2006年3月17日発売)
- 美羽と菜々子(体はあきら)の話 単行本5巻収録
- コミックブレイドZEBEL vol.4 2006年8月号臨時増刊(2006年7月21日発売)[4]
- あきらと菜々子が入れ替わる前の話(センターカラー) 単行本未収録
- コミックブレイドZEBEL vol.5 2006年12月号臨時増刊(2006年11月20日発売)
- あきらと萬造が入れ替わる話 単行本未収録
- コミックブレイドZEBEL vol.6 2007年6月号臨時増刊(2007年5月21日発売)
- 椎名兄が菜々子(体はあきら)に闘いを挑む話 単行本未収録
[編集] コミックi/コミックシーモア版
携帯電話(NTTドコモ・au・ソフトバンクモバイル)向けに提供されているデジタルコミック。単行本収録作品(2008年3月現在第33話まで+番外編)を見ることができる。一話あたり40ポイント(≒40円)必要。 単行本の第6話と第24話はシーモア版ではそれぞれ2つに分割されているため、話数の数え方が異なる[1]。 基本的に原作を一コマずつ携帯電話のディスプレイに表示する。長方形のコマはスクロール表示したり、 桃井が星城高校の生徒を殴り飛ばすシーンでは携帯電話がバイブ機能で震えるなどの演出がある。
2008年3月21日にはauのEZニュースフラッシュに「僕と彼女の×××無料お試し版」のPRが配信された。
[編集] CDドラマ版
月刊コミックブレイド2005年8・9号及びその時期周辺の増刊号の読者全員応募サービスの対象として作成されたドラマCDに収録された作品の一つ。収録時間は約20分。
ストーリーは月刊ステンシル連載分のエピソード(単行本第1巻 第1〜5話)から印象的なシーンを抽出し音声をつけた形である。あくまで読者サービスのような代物であるらしく、肝心の入れ替わる場面がないなど全く原作を知らない立場で聞いた場合は理解しづらい構成となっている。話が飛ぶ部分もあるが順序はほとんど入れ替わっていないので、単行本を読みながらCDを聴けば、一応筋は追えなくはない。お風呂デビューの時のセリフはちゃんと「僕のいくぢなし」になっている。
[編集] 出演者
- 上原あきら : 野島健児
- 桃井菜々子 : 沢城みゆき
- 椎名真琴 : 釘宮理恵
- 千本木進之介 : 鳥海浩輔
- 上原の母 : 早水リサ
- 上原美羽 : 斎藤千和
- 男子生徒A : 伊丸岡篤
- 男子生徒C : 寺島拓篤
- 女子生徒 : 岡嶋妙
[編集] 実写版
2005年10月5〜8日にシネクイント渋谷にて単館上映、数回に分けてYahoo!Japanで有料配信され後に2006年4月21日にDVDとして発売された。全7話。
基本的な登場人物は原作に準じているが、実写ドラマでありながらCGを駆使し、よりコミックタッチなデフォルメ表現を多用するなど原作とずいぶん印象が異なる作りになっている。ストーリーも原作に準じているのは二人が入れ替わった直後の騒動までで、その後は大きくオリジナル展開になっている。主題歌は「HONEY'S DATE」(なっちゃんPEAK)。
関連リンク : 高橋真唯、鈴木あきえ『僕と彼女の×××』完成披露記者発表会
[編集] 出演者
- 実写版オリジナルキャラ
- 沢渡(組長) : 阿南健治
- めがね君 : 加藤諒
- 理事長 : 久保晶
- 農夫 : 藤木勇人
- メイド喫茶店長 : 山田伊久磨
- 現場監督 : 諏訪太朗
- 沖縄ホテル支配人 : 田鍋謙一郎
- ハートガールズ : 水田芙美子 中村知世
- 高校生 : 三上真史
[編集] 脚注
- ^ a b 雑誌掲載時の第○○回、はコミックブレイド移籍後1から数え直し。一方、単行本は月刊ステンシル掲載作品と通算で第○○話と表記のため5話分数字がずれている。アヴァルス移籍時は回数を引き継いだ。エニックスお家騒動も参照。コミックシーモア版は単行本の第6話と第24話がそれぞれ二つに分割されたため、7話以降で1話分、25話以降で2話分数字がずれている。
- ^ 番外編(コミックブレイドMASAMUNE 2003年7月号)より。
- ^ a b 月刊コミックブレイド2002年7月号付録キャラクターカードコレクションNo.20より。
- ^ 印刷工程のミスにより冒頭のカラーページが入れ替わっている。
[編集] 外部リンク
- 月刊コミックブレイドアヴァルス (→ 掲載作品試し読みに第1話途中まで掲載中)
- コミックi/コミックシーモア (ezweb版 第一話の途中まで無料お試し版で見られます。)
- さっぽろテレビ塔 → テレビ父さん商店 → 俺のタワーふんどし 第36話に登場。
- 北一硝子 (→ ランプホールは第38話の舞台)
- ようこそさっぽろ → 写真特集・定山渓温泉のカッパ 足つぼの湯カッパ像(第39話)とミス定山渓カッパ像(第40話)