偵察航空隊
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偵察航空隊(ていさつこうくうたい、JASDF Tactical Reconnaissance Group)は、航空自衛隊航空総隊直轄の偵察専門の部隊である。
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[編集] 特徴
- 地上偵察任務のほか、海上偵察任務も行う。
- 災害被災地(地震・洪水など自然災害)の上空偵察や、活火山・噴火した山の観測も全国各地に展開して行う。
[編集] 使用航空機
- RF-4 純粋に偵察任務に特化されており空戦能力はない。
- RF-4EJ 迎撃戦闘機の流用であり、自衛用のサイドワインダー (ミサイル)ミサイルを装備。
- T-4 - 支援機として使用
[編集] 沿革
- 1961年(昭和36年)- 松島基地で発足(第501飛行隊、使用機:RF-86F)
- 1962年(昭和37年)- 入間基地へ移動
- 1974年(昭和49年)- RF-4が配備される(百里先遣隊を編成)
- 1975年(昭和50年)- 司令部を百里基地へ移転。百里先遣隊を第501飛行隊に、RF-86部隊を入間分遣隊に改編
- 1977年(昭和52年)- 入間分遣隊を廃止
- 1992年(平成4年)- 第501飛行隊にRF-4EJが配備される
[編集] 組織
偵察航空隊司令部
- 第501飛行隊
- 整備補給群
- 群本部
- 検査隊
- 装備隊
- 修理隊
- 写真技術隊
- 偵察情報処理隊
[編集] 司令部
- 司令
- 副司令