佐世保野球場
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佐世保野球場 Sasebo Baseball Stadium |
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施設データ | |
所在地 | 長崎県佐世保市椎木町無番地(佐世保市総合グラウンド内) |
開場 | 1979年3月20日 |
所有者 | 佐世保市 |
管理・運用者 | 佐世保市体育振興会(指定管理者) |
グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔-4基 |
設計者 | |
使用チーム • 開催試合 | |
長崎セインツ(四国・九州アイランドリーグ、2008年~) | |
収容能力 | |
12,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 | 両翼:93 m 中堅:120 m |
フェンス |
佐世保野球場(させぼやきゅうじょう)は、長崎県佐世保市の佐世保市総合グラウンド内にある野球場。地元では相浦球場(あいのうらきゅうじょう)という通称でも呼ばれる。施設は佐世保市が所有し、佐世保市体育振興会が指定管理者として運営管理を行っている。
目次 |
[編集] 概要・歴史
1979年3月開場。以来高校野球などアマチュア野球公式戦が行われている。
またプロ野球では開場から1990年までの間、ヤクルトスワローズが主催公式戦を年1試合、長崎市営大橋球場(現長崎県営野球場立地)との2連戦で開催していた。近年は福岡ソフトバンクホークス主催によるウエスタン・リーグ公式戦が年1試合開催されている。また福岡ソフトバンクは毎年オフに野球教室を開催している。
2008年より四国・九州アイランドリーグに所属する長崎セインツは、主催試合の7割を当球場で開催する予定となっており、事実上の本拠地球場となる。
佐世保市は元福岡ソフトバンクの城島健司(現シアトル・マリナーズ)の出身地で、佐世保野球場とは何かと縁深い。城島は小学5年時、前述のヤクルト戦(対広島東洋カープ)で始球式を務めた経験があり、また中学3年時に行われた野球教室で、後に福岡ダイエー(当時)の監督となる王貞治に指導を受け「身体が大きいし、打撃も良い。将来はジャイアンツに入りなさい」と誉められたことがある。現在も城島はオフに帰省すると、年始には佐世保野球場周辺で自主トレーニングを行うことがある。また毎年秋には自身が主催し、小中学生のチームを対象とした「城島健司旗争奪軟式野球大会」を開催している。なお、城島の家族らが運営している城島健司ベースボール記念館は、佐世保野球場から程近いところに位置している。
[編集] 施設概要
- グラウンド面積:12,656㎡
- 両翼:93m、中堅:120m
- 内野:クレー舗装、外野:天然芝
- 照明設備:照明塔-4基(内野500ルクス、外野300ルクス)
- スコアボード:パネル式
- 収容人員:12,000人