伊藤基隆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊藤 基隆(いとう もとたか、1938年10月25日 - )は、日本の政治家。
参議院議員(2期)を歴任。会派は民主党・新緑風会。比例代表選出。参議院民主党国対委員長をつとめた。群馬県立富岡高等学校卒業。群馬県出身。
実質的に田辺誠の後継者である。1990年、全逓書記長の在任時、郵政反マル生闘争における被処分組合員の扱いを巡って、郵政省(当時)との裏交渉で「職場復帰の道が開かれた」として、1991年に処分撤回を求めた裁判を取り下げたが、省は誰一人として被処分者を再雇用しなかった。そればかりか、再雇用されなかった被処分組合員全員を組合組織から追放という、最悪の結末を演じている。[要出典]その後の千葉大会における委員長選挙で、不信任票が45%にも達して、辛うじて委員長に就任した過去[要出典]を持つ。
2004年の年金未納問題の際には3年2か月間未納であったことが発覚した。
[編集] 経歴
- 1957年 初級職国家公務員となり郵政研修所入所
- 1958年 群馬県一ノ宮郵便局入局
- 1970年 全逓群馬地区本部専従役員
- 1974年 全逓中央執行委員
- 1988年 全逓書記長
- 1991年 全逓中央執行委員長
- 1993年 国際郵便電信電話労連(PTTI)副会長
- 1995年 参議院議員に当選
- 1996年 民主党結成に参加
- 1998年 民主党副幹事長
- 2000年 参議院財政金融委員長
- 2001年 参議院選挙に当選
- 2007年 任期満了で政界引退
[編集] 主な著書
- 「こちら郵便局―公平安心社会の創造へ―」
- 「勤倹貯蓄を奨励する歌」ISBN 4750502014