仙台総合鉄道部
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仙台総合鉄道部(せんだいそうごうてつどうぶ)は、宮城県仙台市宮城野区にある日本貨物鉄道(JR貨物)東北支社の車両基地である。
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[編集] 所在地
宮城県仙台市宮城野区燕沢字前塚82-1(東北本線東仙台駅~岩切駅間の東仙台信号場構内)
[編集] 概要
1999年4月に旧盛岡機関区を吸収合併した旧長町機関区が前身である。長町駅東側に広がる広大な貨物ヤード跡地の都市開発計画を受け、同年8月に現在地へ移転し、名称も変更された。なお、旧機関区の敷地は、仙台市と都市再生機構によって再開発され、「あすと長町」として整備される。
秋田地区常駐のDD51形(東新潟機関区所属)を除く、東北地区のJR貨物の機関車の大半が所属する基地である。
[編集] 配置車両に表示される略号
- 「仙貨」 - 仙台を意味する「仙」と、貨物を意味する「貨」から構成される。
[編集] 歴史
[編集] 配置車両
以下は、2008年4月1日現在の配置車両である[1]。運用区間は、2008年3月15日改正時点のものである[2]。
- ED75形電気機関車
- 0番台7両、1000番台21両、計28両が配置されている。標準色、白塗更新色、白帯更新色の3種類の塗装がある。EH500形の増備により廃車が進んでいる。
- 運用区間は以下のとおり。
- DE10形ディーゼル機関車
- 1000番台9両、1500番台8両、計17両が配置されている。そのうち、1000番台の1両が保留車、別の1両が入換作業専用である。
- 運用区間は以下のとおり。
- 上記の他、郡山貨物ターミナル駅・郡山駅・宮城野駅・石巻港駅・盛岡貨物ターミナル駅での入換作業も担当している。
[編集] 仙台総合鉄道部宮城野派出
仙台総合鉄道部宮城野派出(せんだいそうごうてつどうぶ・みやぎのはしゅつ)は、宮城県仙台市宮城野区にある日本貨物鉄道(JR貨物)の乗務員・検修区所である。
[編集] 所在地
仙台市宮城野区宮城野3丁目2−1(宮城野駅構内)