両面テープ
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両面テープ(りょうめんテープ)とは、紙などの両面に接着剤を塗り、細長い帯状にした文房具である。稀に「りゃんめんテープ」と発音、「りゃんめん」と呼称される場合もある(麻雀用語の「両面待ち(リャンメンまち)からの転用)。通常の製品は、これを巻き取った巻物状にして供給される。基材は紙以外にもさまざまなものがある。
文房具として日本で製造・販売されているものは、幅が12mm~24mm、長さは3.5m~35m程度のものが多い。切り取られたテープは、紙などを止めるためや封筒に封をするためなどに使われる。紙以外にも接着するため、用途は広範囲に及ぶ。 建築用途では、カーペットを床に接着するための高粘着のものや、仮止め用のものなど様々なものがある。
普通のセロハンテープと比べて、表面にテープが見えることがなく、また、ノリのように塗布した紙面がふやけることもないので、書類に写真を貼ったりするときでも綺麗に仕上がる。
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[編集] 構造
帯状にした基材の両面に接着剤が塗られている。巻物状の製品とした時、使用時に上面一枚のみ剥がす事が出来るよう、巻かれた時に外になる側に両面剥離紙が貼り付けられている。
また、芯となる基材がなく、接着剤のみを両面剥離紙に乗せた構造のものも存在し「基材なし」「基材レス」「ベースレス」などと呼ばれる。
[編集] 使い方
まず巻物状のテープから外側の剥離紙と内側の両面テープを一体のまま引っ張り、適当な長さで切り取る。これの粘着面を紙などにしっかりと貼り付けたあとに剥離紙を剥がす。露わになったもう一方の粘着面を他の希望する場所に貼り付ける。