上一色中橋
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上一色中橋(かみいっしきなかはし)は新中川に架かる橋のひとつで、東岸の江戸川区西小岩一丁目と西岸の上一色三丁目を結ぶ。
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[編集] 歴史
新中川掘削工事に伴い、昭和30年代に架橋された。
[編集] 現橋の諸元
- 形式 – 単純箱桁橋
- 支間数 – 9
- 橋長 – 119.6m
- 幅員 – 7.5m(車道:4.5m 歩道:1.5m×2)
[編集] 現況
橋の老朽化が進む中で、度重なる補修や耐震補強が施されているが、強度の関係や周辺道路が狭いため大型車は通行できない。
また、交通量の増大や歩・車道の幅員が狭いため通行の支障ともなっている。
[編集] 整備計画
- 2006年(平成18年)江戸川区の新中川橋梁整備計画により、架け替え工事へ向けての調査・設計に入る。
[編集] 整備スケジュール
- 2007年(平成19年度)詳細設計
- 2008年(平成20年度)工事着手:着手後に仮人道橋の設置と旧橋の撤去を行われる。
- 2012年(平成24年度)完成
[編集] 整備方針
「潤いとやすらぎ」をテーマに既成市街地の雑踏から抜け出す、オアシス空間に相応しい整備を行われる。
また、馴染みやすく肌触りのよい、水辺のアクセス空間としての整備も行なわれる。
[編集] デザイン・景観
潤いややすらぎを与え、街の文化性を高め、隣接するトラス橋(JR総武本線中川放水路橋梁)を意識し、曲線をモチーフに彫刻のあるギャラリー橋として演出される。
[編集] 整備される橋の概略
- 形式 – 鋼3径間連続箱桁橋
- 橋長 – 117.0m
- 幅員 – 15.0m(車道:7.0m 歩道:4.0m×2)
- 最大支間長 –
- 着工 – 2008年(平成20年)
- 完成 – 2012年(平成24年)
- 事業主体 – 江戸川区
- 橋梁設計 – セントラルコンサルタント株式会社
- 橋桁製作・施工 –
[編集] 周辺
- JR総武本線中川放水路橋梁
- 蔵前橋通り
- 高島部屋
- 江戸川区立上一色小学校
[編集] 隣の橋
(上流) JR新金線中川放水路橋梁 – 上一色橋 – 上一色中橋 – JR総武本線中川放水路橋梁 – 辰巳新橋 (下流)