三国演義 (TVシリーズ)
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『三国演義』（さんごくえんぎ）は羅貫中作の同名の通俗歴史小説『三国志演義』を題材とした中国中央電視台製作のTVドラマシリーズである。
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[編集] 概要
三国志を題材とした作品はそれまで数多存在していたが、そのスケールの大きさから全編の完全映像化は不可能とされてきたが、1991年7月に「アメリカのハリウッド映画に先を越されてはならぬ」の大号令の元、中華人民共和国の威信をかけた国家的事業としてクランクインされた。製作費は当時の日本円でおよそ100億円超、動員された人民解放軍のエキストラは延べ10万人以上、曹操が建築した銅雀台や赤壁の戦いの陣営のセットが原寸大で再現されるなど中国映像史上空前の規模で行われた。
3年の収録の後1994年旧正月に第1話がオンエアされると、「中国中の商店から人影が消えた」と形容されるほど圧倒的な人気を呼び、飛天賞の最優秀作品賞・最優秀男優賞・美術賞・金鷹賞・金龍賞・中国政府五一賞他、賞を総なめした。
ドラマ全体のスケールの大きさは、日本のNHKで放送されている大河ドラマと比べても、壮大なものである。
日本ではNHK衛星第2テレビジョンで1995年4月3日から9月29日に日本語吹き替えで放送され、のちに再放送された。
[編集] スタッフ
- 総指揮：王楓
- 総製作：任大恵
- 総監督：王扶林
- 監督：
- 蔡暁晴
- 張紹林
- 孫光明
- 張中一
- 沈好放
- 総美術監督：家宝通
- 片頭歌（オープニングテーマ）：滾滾長江東逝水
- 片尾歌（エンディングテーマ）：歴史的天空
[編集] 登場人物
[編集] 参考文献
- 『Romance of the THREE KINGDOMS』
- 神保龍太・大澤良貴著、アスペクト刊、<ISBN 4-89366-568-5>
