ロジェリオ・セニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ロジェリオ・セニ

名前
本名	ロジェリオ・ムッケ・セニ
ラテン文字	Rogério Mücke Ceni
基本情報
国籍	ブラジル
生年月日	1973年 1月22日（35歳）
出身地	パラナ州パトブランコ
身長	188cm
体重	85kg
選手情報
在籍チーム	サンパウロFC
ポジション	GK
背番号	1
利き足	右
代表歴
1997-2006	ブラジル	16 （0）
■Template（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ロジェリオ・セニ（Rogerio Ceni, 1973年 1月22日- ）は、ブラジル・パラナ州パトブランコ出身、元同国代表のサッカー選手。ポジションはゴールキーパー。

[編集] 略歴

1991年からサンパウロFCに所属し、3度に渡ってリベルタドーレス杯を獲得している。 2002年の日韓W杯ではブラジル代表のサブGKとして参加。 2005年12月14日には、FIFAクラブ世界選手権準決勝のアル・イテハド戦でPKゴールを決め、トヨタカップ(前身トヨタヨーロッパ/サウスアメリカカップも含む）のゴールキーパー得点者第一号の記録をもつ。そして、その大会のMVPを獲得した。

2006年のドイツW杯のメンバーにも選出され、予選の日本戦では途中出場を果たした。

2006年8月20日に開催されたブラジル全国選手権、第18節のクルゼイロ戦では得意のFKで64ゴール目を決め、GKの歴代得点者1位となった^[1]。

[編集] 人物・プレースタイル

ゴールキーパーでありながらフリーキックでのゴール数で世界記録（2005年12月6日現在75ゴール）を持つ。実に正確なコントロールであるが、これは彼がキーパーであるにも関わらず週に2回は40-50本のフリーキックを練習しているからだといわれる。攻撃的なブラジルサッカーらしい選手である。しかしながらキーパーがフリーキックを蹴ることはリスクがあり、2005年シーズンにはフリーキックの失敗から自陣内に持ち込まれゴールを許すなどしている。なお、ゴールキーパーでありながらの足元の技術レベルは非常に高い、相手選手との1対1の場面における我慢強さ、ゴールライン上での反射神経、リーダーシップメンタリティなどの素質によりチームメンバー、サポーターからも深い信頼を得ている。

なおブラジル人ゴールキーパーでフリーキックやペナルティキックでゴールを決める選手としてはポルトゲーザのチアゴがいる。彼のあだ名はロジェリオ2世、またチアゴ・セニとも呼ばれている。

２００８年には出場試合８００を果たした(クラブ最多）。