ラマー・ホイト
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ラマー・ホイト（Dewey LaMarr Hoyt , 1955年1月1日 - ）はアメリカ・メジャーリーグで活躍した投手。右投右打。 アメリカ合衆国サウスカロライナ州コロンビア出身。
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[編集] 人物・来歴
ニューヨーク・ヤンキースに入団し、期待の若手であったが、1977年に遊撃手バッキー・デント（後にヤンキース監督）との交換で2選手と共にシカゴ・ホワイトソックスに移籍。 1979年9月14日にメジャー初登板を果たすが、当初はリリーフでの起用が多く、1981年までは登板69試合中先発は1980年の13試合と1981年の1試合のみであった。 1982年途中から先発ローテーションに定着し、この年19勝（15敗）をマークし、初の最多勝に輝く。 そして1983年には2年連続の最多勝となる24勝(10敗)をあげ、サイ・ヤング賞を受賞した。260回1/3を投げてわずか31四球で、これは9イニング平均に換算するとわずか1.07個という少なさであった。 チームは地区優勝を果たすが、ア・リーグチャンピオンシップシリーズでボルチモア・オリオールズに敗れ、ワールドシリーズ進出はならなかった。
翌1984年は13勝18敗に終わり、この年限りでサンディエゴ・パドレスに移籍。 1985年は16勝8敗の成績をあげ、初出場となったオールスターではMVPとなった。 しかし、ホワイトソックス時代から麻薬の常習者との噂があったが（それが放出の一因にもなった）、それがついに明るみに出た。 1986年の1月から2月にかけて2度にわたって麻薬所持の現行犯で逮捕された。 2度目の逮捕の後に9日間のリハビリプログラムを受けることを義務付けられ、調整が遅れたこともあって1986年は8勝11敗に終わる。
そして、1986年12月16日、麻薬を所持して車を運転しているところを、メキシコとの国境近くを警備していた警察官に見つかり、逮捕。 パドレスからは解雇され、ピーター・ユベロスコミッショナーから1年間の出場停止処分を科された。 1988年には古巣ホワイトソックスからスプリング・トレーニングでのチャンスを与えられたが、メジャー復帰はかなわず、そのまま現役を引退した。
以後、麻薬からは手を引き、2004年までホワイトソックスでインストラクター等を務めていた。
[編集] 獲得タイトル・受賞歴
[編集] 通算成績
- 登板244試合（先発172試合）98勝68敗10セーブ 防御率3.99 完投48、完封8 投球回数1,311回1/3
被安打1,313、失点637、自責点582、被本塁打140、死球18、四球279、奪三振681
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference、The Baseball Cube
| 先代： D・マルティネス、S・マッカティー、J・モリス、P・ブックオビッチ |
ア・リーグ最多勝利 1982年 - 1983年 |
次代： マイク・フラナガン |
| 先代： ピート・ブックオビッチ |
ア・リーグサイ・ヤング賞 1983年 |
次代： ウィリー・ヘルナンデス |
