ラバ
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聖書に登場する地名ラバは、アンマンを参照。
ラバ(騾馬)とは、雄のロバと雌の馬の交雑種の家畜のことである。北米、アジア(特に中国)に多く、スペインやアルゼンチンでも飼育されている。東アジアでの正式名称は騾。 逆の組み合わせ(雄の馬と雌のロバの配合)で生まれる家畜を「ケッテイ(駃騠)」と呼ぶが、 ケッテイと比べると、ラバは育てるのが容易であり、体格も大きいため、より広く飼育されてきた。
[編集] 特徴
大きさや体の色はさまざまである。耳はロバほど長くない。頸が短く、たてがみは粗い。体が丈夫で粗食に強く、役力もあるので、経済的な家畜である。
気性は大人しいが臆病である。
ラバとケッテイは不妊である。