ヨルグ・ロスコフ
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生年月日: | 1969年5月22日 |
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没年月日: | {{{没年月日}}} |
最高世界ランク: | 位 |
利き腕: | 左 |
グリップ: | シェークハンド |
戦型: | ドライブ攻撃型 |
ファア面ラバー: | 裏ソフト |
バック面ラバー: | 裏ソフト |
オリンピック | ||
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男子 卓球 | ||
銀 | 1992 | ダブルス |
銅 | 1996 | シングルス |
ヨルグ・ロスコフ(Jörg Roßkopf 1969年5月22日 -)はドイツ・ディーブルク出身の卓球選手。身長182cm、既婚。 シェ-ク両面裏ソフト攻撃型(左利き)。ティモ・ボルが台頭を表すまではステファン・フェッツナーと共にドイツチームを引っ張り、現在もベテランながら2008年の世界卓球選手権大会の団体戦に出場するなど、ドイツのトッププレイヤーとして活躍している。愛称は「ロッシー」。
1989年の世界選手権でステファン・フェッツナーと共に男子ダブルスで優勝する。決勝戦の前に、当時のクラブコーチに「ロッシーたちがすごいことになっているから来てくれ」と電話をかけて呼び出し、コーチの目の前で世界チャンピオンをつかみ取った。
1992年のヨーロッパ選手権ではシングルスで優勝。その年のバルセロナオリンピックでもフェッツナーとのダブルスで銀メダルを獲得した。
アトランタオリンピックでは、男子シングルスの3位決定戦で勢いのあったチェコのピーター・コルベルを破り、銅メダルを獲得した。
1986年からドイツブンデスリーガの1部リーグの名門ボルシア・デュッセルドルフに所属。デュッセルドルフの顔として2000年まで在籍した。晩年のチームメイトにはブラディミル・サムソノフや日本の松下浩二がいた。2000年から故郷に近いゲナンに移籍。ティモ・ボルや田崎俊雄のチームメイトになり、田崎ともダブルスでプレーした。現在はユーリッヒに所属し、チームメイトに日本の高木和卓がいる。
[編集] プレースタイル
いわゆる「バックハンド主戦」と言われるタイプの選手で、強い横回転サービスからの3球目バックハンドドライブで得点したり、ラリーになってもあまり回りこまないで両ハンド(特にバックハンド)で応戦する。バックハンドの威力は随一のものがある。
[編集] 主な戦歴
- 1989年
- 世界選手権 男子ダブルス優勝(ステファン・フェッツナーと)
- 1992年
- ヨーロッパ選手権 男子シングルス優勝
- バルセロナオリンピック 男子ダブルス銀メダル
- 1996年
- アトランタオリンピック 男子シングルス銅メダル
- 1998年
- 男子ワールドカップ 優勝
- ヨーロッパ選手権 男子ダブルス優勝
- 2007年
- ヨーロッパ選手権 男子団体優勝