ヤングチャンピオンシップ
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ヤングチャンピオンシップは、帯広市が帯広競馬場で開催するばんえい競馬の重賞競走。
[編集] 概要
1999年に特別競走「ヤングクラウンズカップ」として創設。2007年より「ヤングチャンピオンシップ」に改称された。
2008年より重賞競走に格上げされ、BG3に格付けされた。
出走を希望する2歳馬のうち、以下の特別競走で上位に入着した馬からそれぞれ2頭ずつ選抜される。
- 北央産駒特別（空知・上川・留萌・宗谷管内生産馬限定）
- 南北海道産駒特別（石狩・後志・渡島・檜山・胆振・日高管内および北海道外生産馬限定）
- 北見産駒特別（網走・北見・紋別管内生産馬限定）
- 釧路産駒特別（釧路・根室管内生産馬限定）
- 十勝産駒特別（十勝管内生産馬限定）
所属馬を「生産地単位」で区分して予選競走を行い、その着順上位馬による優勝戦を行うのは、日本国内では他に例がなく、世界的にみても特徴的な出走条件といえる。
過去の優勝馬の生産地別の内訳は、十勝管内生産馬が3頭、釧路管内生産馬が2頭、根室、北見、上川、宗谷管内産駒生産馬が各1頭ずつとなっている。
- 競走条件（2008年度）
- 出走資格：2歳、産駒特別選抜馬
- 距離：200m
- 格付：BG3
- 1着賞金：60万円
[編集] 歴代優勝馬
名称は第1回～第8回が「ヤングクラウンズカップ」、第9回が「ヤングチャンピオンシップ」。
第1回～第9回までは特別競走として施行されたため、回数をカッコつきで表記する。
優勝馬の馬齢は2000年まで旧表記、2001年以降は現表記。
| 回数 | 施行日 | 開催地 | 天候 | 馬場水分 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | ばんえい重量(kg) | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| （第1回） | 1999年12月19日 | 帯広 | 曇 | 1.9% | 10頭 | キタミハクリキ | 牡3 | 610 | 1:29.6 | 坂本東一 | 梨本照夫 |
| （第2回） | 2000年12月24日 | 帯広 | 晴 | 3.0% | 10頭 | レオユウホー | 牡3 | 610 | 1:42.7 | 鈴木勝堤 | 林豊 |
| （第3回） | 2001年12月23日 | 帯広 | 晴 | 2.6% | 10頭 | ユミタロウ | 牡2 | 610 | 1:26.5 | 大口泰史 | 西邑春夫 |
| （第4回） | 2002年12月22日 | 帯広 | 晴 | 4.2% | 10頭 | エビステンショウ | 牡2 | 610 | 1:36.6 | 坂本東一 | 梨本照夫 |
| （第5回） | 2003年12月14日 | 帯広 | 晴 | 3.9% | 9頭 | エンジュオウカン | 牝2 | 590 | 1:31.5 | 大口泰史 | 久田守 |
| （第6回） | 2004年12月12日 | 帯広 | 晴 | 4.8% | 9頭 | スーパークリントン | 牡2 | 580 | 1:53.0 | 大河原和雄 | 平田義弘 |
| （第7回） | 2005年12月23日 | 帯広 | 晴 | 5.2% | 10頭 | ニシキセンプー | 牡2 | 570 | 1:35.1 | 藤野俊一 | 小林勝二 |
| （第8回） | 2006年12月23日 | 帯広 | 曇 | 2.7% | 10頭 | カネサリュウ | 牡2 | 570 | 1:46.0 | 工藤篤 | 村上慎一 |
| （第9回） | 2007年12月30日 | 帯広 | 曇 | 7.5% | 10頭 | ホクショウジャパン | 牡2 | 570 | 1:07.5 | 大河原和雄 | 服部義幸 |
