ヤマシギ
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?ヤマシギ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Scolopax rusticola | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヤマシギ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Eurasian Woodcock |
ヤマシギ(山鷸:学名Scolopax rusticola)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種。
目次 |
[編集] 形態
体長は約35cmでハト程度である。くちばしは長くてまっすぐしていて、他の鳥よりも目が頭の上のほうに寄っている。首と尾は短く、足も他のシギにくらべて短い。
[編集] 生態
水辺にもいるが、他のシギと異なり、生息地は森林の中である。からだの羽毛は灰色、黒、赤褐色などの細かいまだらもようで、じっとしていれば見つけにくく、さらに夜行性でもありなかなか人目につきにくい。
土にくちばしを差しこんで地中のミミズなどを捕食する。夏にはユーラシア大陸の中緯度地域で繁殖するが、冬は地中海沿岸や東南アジアなどで越冬する。日本では北海道で夏鳥、中部・東北地方で留鳥、西日本では冬鳥である。
[編集] 狩猟
ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。また食用としても好まれる。しかし、地域によっては、ヤマシギが希少種となっているところもあり、狩猟鳥指定には批判的な声もある。
京都府ではヤマシギは捕獲禁止の条例が制定された。 また他の県でも狩猟者へヤマシギの狩猟の自粛を呼びかけている自治体もある。
[編集] 国外での状況
フランスでは希少価値の高いジビエとして人気が高かったが、あまりの希少さゆえ乱獲が祟り、禁猟となっている。ちなみに内蔵が特に珍重され、付けたまま料理するのが定番である。
なお、アメリカン・コッカー・スパニエルは、ヤマシギの狩りを行としていた犬がルーツである。
[編集] アマミヤマシギ
アマミヤマシギ(奄美山鷸、学名:Scolopax mira)は、奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖縄本島だけに分布する日本固有種である。ヤマシギより赤褐色みが少なく、くちばしもやや短くて太くみえる。また、木にもよく止まるという。
分布が極めて局所的で、鳥類レッドリストの「絶滅危惧II類 (VU) 」及び国内希少野生動植物種(種の保存法)に指定されている。
[編集] Sibley分類体系上の位置
シブリー・アールキスト鳥類分類 |
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