モア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
?モア | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハルパゴルニスワシに襲われる姿の復元模型 |
||||||||||||
分類 | ||||||||||||
|
||||||||||||
属 | ||||||||||||
|
モア(Moa)は、ニュージーランドにかつて生息していた、ダチョウ目モア科に属する大型の走鳥類の総称。現在ではすべてが絶滅した。「恐鳥」とも言う。
哺乳類が生息していなかったニュージーランド島において、6属10種以上に進化して独自の繁栄を遂げていた。草食性で、天敵はハルパゴルニスワシ以外には存在していなかったが、マオリ族のニュージーランドへの上陸後、生息地の森林の減少や乱獲により急速に生息数が減少した。個体数激減の原因に、生息地への隕石の落下を指摘する説もある。
従来、最後の種は18世紀半ばまで生き残っていたと言われてきたが、最近では16世紀以前にすべてが絶滅したとする見方が有力である。
最大の種では 3メートル近い体高に成長する最大の鳥類であった。 ダチョウやヒクイドリの様に脚力が発達し、飛ぶことはできない。
目次 |
[編集] Sibley分類体系上の位置
シブリー・アールキスト鳥類分類 |
---|
ヒクイドリ亜目 Casuarii
|
[編集] Clements鳥類分類上の位置
Clements鳥類分類 |
---|
モア目 Dinornithiformes
|
[編集] Status
絶滅。
[編集] 関連項目