ミッドランド・メインライン
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ミッドランド・メインライン(Midland Mainline)は、イギリス、イングランドの旅客鉄道事業者で、その名が示す通り、ロンドン・セント・パンクラス駅からイースト・ミッドランド地方の都市を結ぶミッドランド・メイン・ライン(中部本線)の都市間列車を運行している。
段階的に行われたイギリス国鉄分割民営化により1996年4月から、バス・鉄道大手、ナショナル・エクスプレス社(National Express Group)の傘下での運営。
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[編集] 路線
- ロンドン - レスター - ノッティンガム
- ロンドン - レスター - ダービー (イギリス) - シェフィールド
- ロンドン - シェフィールド - マンチェスター・ピカデリー駅(2003年から2004年に行われた西海岸本線の工事の際の迂回ルート)
[編集] 車両
セント・パンクラスからベッドフォードまでは電化されており、並走するファースト・キャピタル・コネクトは電車による運行だが、ミッドランド・メインラインの列車は全て気動車である。座席はファーストクラスと普通席がある。
- HST (High Speed Train; InterCity 125; Class 43ディーゼル機関車+ MkⅢ客車)
- Class 222 Meridian
- Class 170 Turbostar (1998-2004, Meridianの投入により、セントラル・トレインズへ全編成、転出済み。)
[編集] 営業権満了による運行終了
ミッドランド・メインラインの路線営業権(フランチャイズ)は、2007年11月11日午前2時をもって満了する。
同日以降、セントラル・トレインズのイーストミッドランド地方の路線と共に、ステージコーチ社傘下のイースト・ミッドランズ・トレインズによる運行になる。営業路線と従業員は新しい組織に引き継がれ、ナショナルエクスプレス社傘下のミッドランドメインラインの鉄道営業は終了する。