マンダ
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マンダ (Manda) は、特撮映画『海底軍艦』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ FINAL WARS』に登場した、巨大な龍である。印象が強い反面、出番はあまり多くない。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 登場作品
公開順。
- 海底軍艦(1963年)
- 怪獣総進撃(1968年)
- ゴジラ FINAL WARS(2004年)
- 『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』と『メカゴジラの逆襲』では、ライブフィルムで登場した。
[編集] 『海底軍艦』
ムウ帝国の守護神として生贄を与えられていた。轟天号がムウ帝国へ進撃してきた際に防衛の為に出現し、轟天号を締め付けたが、高圧電流で引き剥がされた所を冷凍砲で氷結死した。
『海底軍艦/妖星ゴラス/宇宙大怪獣ドゴラ(東宝SF特撮映画シリ-ズ4)』によると当初は大蛇として登場する予定だったため「マンモススネーク→マンモス蛇(だ)→マンダ」と名付けられたが、映画公開の翌年(1964年)が辰年なので竜に変更された。
この時の造形物は2つあり、大きいほうがテレビ番組『ウルトラQ』の第6話「育てよ! カメ」の怪竜として、無改造で流用されており(その後、返却され『怪獣総進撃』に流用)小さいほうが第12話「鳥を見た」の船の穂先に流用されている
- 全長:150メートル
- 体重:3万トン
[編集] 『怪獣総進撃』
初代と同族だが、頭の角と髭がなく蛇のような姿。キラアク星人に操られたが、劇中での破壊シーンはゴジラ、ラドン、モスラと共に東京を襲い、モノレールの線路に巻き付いて壊したのみ。キングギドラとの戦いにはバラン、バラゴンと共に参加しなかった(ただし、地球怪獣軍がキラアク星人の基地を攻撃する際には集合しており、未使用シーンには、ビルに巻きついていた時に起こった爆発に巻きこまれる寸前ゴジラに助けられるシーンがある)。劇中ロンドンを襲撃したと報じられている。
- 全長・体重:初代と同じ
[編集] 『ゴジラ FINAL WARS』
冒頭でノルマンディー沖の深海で新・轟天号と闘った。角はあるが髭がない。新・轟天号に絡みつきその船体をひねり潰そうとしたが、艦長ゴードン大佐がミサイルで海底火山を噴火させ、その高熱によって引き離される。体が燃え上がってもなお新・轟天号に襲い掛かるが、冷凍メーサーで氷漬けにされた後、艦首鋼鉄ドリルでこなごなにされた。ゴジラとの戦いはなく、X星人に操られていたわけでもない。デザインは西川伸司。武器はバインディング・ブリーカー(締め上げ)。
- 体長:300メートル
- 体重:6万トン
[編集] その他
『ゴジラアイランド』には赤マンダドリンク光線という名の光線が登場する。