マリア・キリレンコ
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マリア・キリレンコ |
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基本情報 |
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ラテン文字名 | Maria Kirilenko |
フルネーム | Maria Yuryevna Kirilenko |
国籍 | ロシア |
出身地 | 同・モスクワ |
生年月日 | 1987年1月25日 |
身長 | 173cm |
体重 | 58kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 2001年 |
ツアー通算 | 8勝 |
シングルス | 4勝 |
ダブルス | 4勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | 4回戦(2008) |
全仏 | 3回戦(2006) |
全英 | 2回戦(2005) |
全米 | 3回戦(2003・06・07) |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 20位 |
ダブルス | 21位 |
Template |
マリア・キリレンコ(Maria Kirilenko, Мари́я Ю́рьевна Кириле́нко, 1987年1月25日 - )は、ロシア・モスクワ出身の女子プロテニス選手。近年躍進著しいロシアの女子プロテニス界において、伸び盛りの若手選手の1人として活動している。自己最高ランキングはシングルス20位、ダブルス21位。これまでにWTAツアーでシングルス3勝、ダブルス4勝を挙げている。
7歳からテニスを始め、2001年にプロ転向。2002年の全米オープン女子ジュニア部門で優勝し、2003年から女子ツアー大会を回り始めた。2003年の全米オープンで4大大会本戦にデビューする。予選3試合を勝ち上がったキリレンコは、いきなり本戦3回戦で第5シードのアメリ・モレスモに挑戦した。2004年全豪オープンでは予選で敗退したが、続く全仏オープンから本戦に直接出場できるようになった。
2005年9月に「チャイナ・オープン」でツアー初優勝を果たしたキリレンコは、10月のジャパン・オープンでもニコル・バイディソワとの準決勝まで勝ち進んだ。日本のトーナメントでは、2006年の東レ・パン・パシフィック・テニスの女子ダブルスでアナ・イワノビッチ(セルビア)と組んだ準決勝進出もある。
2007年3月初頭のカタール・ドーハ大会で、キリレンコはマルチナ・ヒンギスとペアを組んで優勝した。キリレンコにとっては女子ツアー大会でのダブルス3勝目であり、ヒンギスにとっては2006年に現役復帰してからのダブルス初優勝であった。半年後の9月、インド・コルカタ大会でシングルス2勝目を達成。
キリレンコはこれまで、4大大会女子シングルスでは3回戦止まりの成績だったが、2008年全豪オープンの3回戦で第6シードのアンナ・チャクベタゼ(同じロシアの選手、年齢もキリレンコと同じ)に 6-7, 6-1, 6-2 で勝ち、初めての4回戦に勝ち進んだ。4回戦では第9シードのダニエラ・ハンチュコワに 6-1, 4-6, 4-6 の逆転で敗れ、ベスト8入りを逃した。
キリレンコと同じ1987年生まれのロシア女子テニス選手には、マリア・シャラポワやアンナ・チャクベタゼもいる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- マリア・キリレンコ公式サイト (英語・ロシア語・日本語で閲覧可能)
- マリア・キリレンコ - WTAツアーのプロフィール(英語)