ホー・チ・ミン廟
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ホー・チ・ミン廟(ホーチミンびょう)とは、ベトナムのハノイにある共産主義革命家であったホー・チ・ミン(1890年5月19日(異説もある) - 1969年9月3日、実際の死去日は9月2日)の霊廟である。
中にはいると、ホー・チ・ミンの遺体がガラスケースの中に安置されている。
指導者の遺体を永久保存・公開する装置としては、他国のそれらのような「独裁者の圧政や傲慢をあらわすもの」というよりは、ベトナム戦争中に病死したホーを政府がシンボル的に利用する意図があったともいえる。ホーは存命中に自己顕示的行動におよぶことは殆どなく、その死に際しても本人は火葬および北部(トンキン)、中部(安南)、南部(コーチシナ)に分骨を望んでいた。