プロ野球スピリッツ3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

プロ野球スピリッツ3
ジャンル	スポーツ
対応機種	プレイステーション2 Xbox360
開発元	パワプロプロダクション
発売元	コナミデジタルエンタテイメント
人数	1～2人
メディア	DVD-ROM
発売日	2006年 4月6日発売
価格	7140円（税込）
対象年齢	CERO: 全年齢
その他	Xbox360:Xbox Live対応
表・話・編・歴

『プロ野球スピリッツ3』（-やきゅう-スリー）は、コナミデジタルエンタテインメント（以下、KDE-J）から、2006年 4月6日発売のリアル野球ゲーム。Xbox 360とプレイステーション2とダブルプラットフォームで同時発売。｢プロ野球スピリッツ｣シリーズの3作目にあたる。略称は「プロスピ3」。

本来はこの作品でシリーズが終了するはずだったが、好評により続編発売決定（プロ野球スピリッツ4）。

Xbox360版には、リアル野球ゲーム史上初のオンライン対戦が収録されており、全国のプレイヤーと対戦できるようになっている。

今作の「ペナントレースモード」からは真剣ペナント・MVPペナント・名将ペナント・フリーペナントの四種類の楽しみ方ができるようになっている。また、新モードとして｢トライアル・ストライクピッチ｣が登場している。

リアル野球ゲームとして評価の高いシリーズであるが、本作では発売当初から様々な誤作動やプログラムミスが複数ユーザーから指摘されている。（後述）

[編集] ペナントレースモード解説

真剣（マジ）ペナント…全146試合(パ136試合)に加え、日本選手権シリーズ・アジアシリーズまで自分で全てプレイするモード。200以上のミッションがある。ミッションをクリアするとMCPをもらえるものがあり、選手の能力によるが3→10→30→60→100→150→230、この数値以上のMCPを超えると覚醒ミッションが発生する。これをクリアすると選手が覚醒し、能力が格段にUPする。

MVPペナント…プレイヤーが任意の1選手になりきって、ペナントレースを行うモード。自選手がチーム内でどんな起用をされるかは監督（com）任せであり、自分の打順の変更などは出来ない。日程スキップが出来ない、一部ミッションが登場するなど、基本は前述の真剣ペナントと同様。

名将ペナント…任意チームの監督の立場でペナントレースを戦うモード。ただし、試合中にサイン（盗塁を命ずるなど）を出すなどが出来ない。選手の獲得や、選手の起用法を細かく設定できるなど、どちらかといえばゼネラルマネージャー的立場となる。

フリーペナント…一番自由度の高いペナントモード。日程を任意でスキップできたり、MVPペナントのように1選手のみを担当することなども出来る。ただしミッションが発生せず、選手の覚醒は出来ない。（チームエディットによって覚醒済みの選手を編入、使用することは出来る）

[編集] 実況・解説

実況：山口富士夫
解説：投手･宮本和知・西崎幸広
打者・田尾安志・達川光男

この作品から現在の最新作(5)まで、実況・解説は変わっていない。

[編集] 主なスタッフ

製作：パワプロプロダクション

プロデューサー：奥谷友春・難波和宏

統括プロデューサー：谷渕弘

[編集] 修正版配布

発売元であるKDE-Jは、7月初旬ごろから、それまで指摘されていた不具合を修正した「修正版」の交換配布を開始した。
交換サポート対象は、主に電話で不具合について指摘したユーザーに対してのみであり、それらのユーザーに対してKDE-Jからの電話で交換の事実をユーザーに伝え、個別に対応する形式。それ以外の一般ユーザーには正式公表していない。