フランス6人組
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フランス6人組(Les Six)とは、20世紀前半フランスで活躍した作曲家の集団を指す。が、全員で活動したのはたったの1回であった。
ロマン派音楽や印象主義音楽とは一線を画し、新古典主義音楽に含まれる傾向を示す。
第一次世界大戦中から1920年代前半のパリに集い、フランス音楽の新しい夜明けを告げたグループは、ムソルグスキー等の「ロシア5人組」になぞらえて「フランス6人組」と呼ばれた。彼等はひとつのグループであっても、誰一人として「同じ音楽的傾向は持ち合わせていない」と語っていたものの、今日の音楽学者や批評家は、彼等の音楽を「家族的作風」というひとつの傾向にまとめている。また、常に新しい音楽を提案していたグループとしても知られ、全音階(ドレミファソラシド)に最後の可能性を求めた音楽家集団でもあった。
[編集] フランス6人組の作曲家
- ルイ・デュレ(Louis Durey, 1888年-1979年)
- アルテュール・オネゲル(Arthur Honegger, 1892年-1955年)
- ダリウス・ミヨー(Dalius Milhaud, 1892年-1974年)
- ジェルメーヌ・タイユフェール (Germaine Tilleferre, 1892年-1983年)
- フランシス・プーランク(Francis Poulenc, 1899年-1963年)
- ジョルジュ・オーリック(George Auric, 1899年-1983年)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク/参考文献
- アンリ・コレ Henri Collet (1885-1951) 六人組の名付け親
- オルネラ・ヴォルタ編著「サティとコクトー 理解の誤解」大谷千正訳、新評論、1994年。