フォルクスワーゲン・イオス
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フォルクスワーゲン・イオス (Volkswagen Eos) は、フォルクスワーゲンの電動格納式ハードトップを採用する乗用車である。
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[編集] 概要
ガラスルーフを採用した4シーターオープンカー。いわゆるクーペカブリオレ形式である。そのルーフ部分はMINIコンバーチブルと同様に頭上部分だけをスライドさせてサンルーフのように使うことも可能となっている。この独特のルーフシステムは、同じくオープンカーであるダイハツ・コペンにも関わった自動車部品メーカー・OASys社によるものである。
ゴルフVが車体のベースであるが、外観は大幅にアレンジされ、ひと目見ただけでは別の車との印象さえ受ける。
そのキャラクターからゴルフIIIカブリオレの後継と思われがちだが、フォルクスワーゲン自身が「ゴルフIIIカブリオレの後継的意味合いはニュービートル・カブリオレであり、この車はゴルフとパサートの間に位置する新しいジャンルの車」と明言している(実際に中身は前半分がゴルフ、後半分がパサートのものを流用)がとおり、別コンセプトの車である。
製造開始は2005年末であったが、風きり音に関する問題が発生したことから、供給開始が遅延した。欧州では2006年春、北米では同年夏、日本では同年10月の発売となった。 製造は、ポルトガル・パルメラ(Palmela)のVWオートヨーロッパ工場である。
[編集] モデル
欧州では直列4気筒 1.6L DOHCと同2.0L、直列4気筒 2.0L TDIディーゼルも選べるが、日本仕様は直列4気筒 2.0L DOHC ターボエンジンを搭載した「2.0T」(438万円)とV型6気筒 3.2L DOHCエンジン搭載の「V6」(498万円)である。共に駆動方式はFF、6速DSG、右ハンドルのみの設定。外板色は6色、内装色は3色が用意される。