パディントン駅
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パディントン駅 (Paddington Station) あるいはロンドン・パディントン (London Paddington) は、イギリスロンドンのパディントン地区にある、ナショナル・レールとロンドン地下鉄の鉄道駅である。
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[編集] 駅構造と路線
- ナショナル・レール
頭端式のホームを備える。
ナショナル・レールのパディントン駅はブリストル、バース、ウェールズ南部、コーンウォール方面への長距離列車とオックスフォードやロンドン西部への近郊路線を運行するファースト・グレート・ウェスタンおよびヒースロー空港とを結ぶヒースロー・エクスプレスのターミナルである。2005年夏に、Ealing Broadway駅などの途中駅を経由してヒースロー空港に向かうヒースロー・コネクト(Heathrow Connect)の運行が開始された。チルターン・レイルウェイズも僅か一往復ながら乗り入れている。
- ロンドン地下鉄
ロンドン地下鉄のパディントン駅は、ハマースミス&シティー線、ディストリクト線、サークル線、ベーカールー線が乗り入れを行っている。ハーマスミス&シティー線のプラットホームは他の3線の駅とは離れたナショナル・レール駅の北側の地上部に位置している。
[編集] 歴史
パディントン駅は1854年に開設された。駅舎はイザムバード・キングダム・ブルネルにより設計された。それを記念して駅のコンコースにはブルネルの像が置かれている。駅舎の細かな部分についてはブルネルの仲間であったマシュー・ディグビー・ワイアットによって設計されている。ホームの屋根は錬鉄の柱に支えられた3連のガラス屋根になっている。それぞれの屋根の幅は20.7m、31.2m、21.3mで、長さは213mある。 1906年から1915年の間に駅は拡張され、北側に幅33mの四つ目のガラス屋根がそれ以前のものに平行して加えられた。
[編集] 著作との関わり
マイケル・ボンド(Michael Bond)の児童文学作品のキャラクター「くまのパディントン」(Paddington Bear)の名は、彼がパディントン駅で見つけられたことに由来する。現在、駅構内には「くまのパディントン」の銅像がある。
また、『きかんしゃトーマス』の原作である『汽車のえほん』に登場するキャラクターである「機関車ダック」は、12巻2話『ゴードン、ロンドンへ』において、以前はパディントン駅で働いていたと語っている。なお、この話は映像化はされていない。
アガサ・クリスティーのミス・マープルシリーズ、『パディントン発4時50分』では物語の舞台となっている。
[編集] 外部リンク
- Network Rail - パディントン駅