バリモスニセイ
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バリモスニセイ | |
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品種: | サラブレッド |
性別: | 牡 |
毛色: | 鹿毛 |
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生誕: | 1961年4月28日 |
死没: | 1979年 |
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父: | バリモス |
母: | ブラツクビー |
母の父: | ハニーウェイ |
生国: | 日本(北海道門別町) |
生産: | マルタケ牧場 |
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馬主: | 小杉咲枝 |
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調教師: | 諏訪佐市(中京) |
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競走成績 | |
生涯成績: | 38戦10勝 |
獲得賞金: | 2950万4450円 |
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バリモスニセイは日本の競走馬。母ブラツクビーの持ち込みで、名前は父バリモスからの連想。シンザンを重賞競走において唯一破った馬で、大レースは苦手だったが、重賞8勝(シンザンと並ぶ当時の日本記録)をあげた。
諏訪真(諏訪佐市師の娘婿。後大沢に復姓、調教師としてマーベラスクラウン、マーベラスサンデーらを育てる)が38戦全てで手綱を取った。
38戦のうち10競走に優勝し、2950万4450円の賞金を稼ぎ出した。これは当時かなり上位の記録である。重賞は京都杯(現京都新聞杯)、スワンステークス、大阪杯、中日新聞杯、阪急杯、鳴尾記念、朝日チャレンジカップ、京阪杯の8競走に勝っているが、大レースになるとさっぱり走らず、八大競走では1965年天皇賞(春)の3着が精一杯。クラシックは4,7,6着に終わっている。ベストレースは京都杯で、前走朝日チャレンジカップを勝って挑むとシンザンを0.2秒振り切り優勝した。シンザンは他に重賞では敗れたことが無く、シンザンを破った重賞優勝馬もバリモスニセイただ一頭である。他に1965年の宝塚記念ではマイペースで逃げ最後は僅差で交わされるものの、シンザンを苦戦させたことは特筆すべきであろう。
引退後は種牡馬入りし、1973年のクイーンカップを制したキクノツバメを輩出したが、他に活躍馬は出なかった。1979年死亡。代表産駒のキクノツバメも仔を残さないまま死亡しており、現存する子孫は極めて僅かである。
[編集] 競走成績
1963年(3歳・2戦1勝)
1964年(4歳・11戦3勝)
- 1着 京都杯、朝日チャレンジカップ
1965年(5歳・12戦3勝)
- 1着 阪急杯、鳴尾記念、中日新聞杯
- 2着 宝塚記念、日経新春杯、スワンステークス
- 3着 天皇賞(春)
1966年(6歳・8戦3勝)
- 1着 スワンステークス、大阪杯、京阪杯
1967年(7歳・5戦0勝)
[編集] 血統表
バリモスニセイの血統 (ネアルコ系/Gainsborough5.4×4=15.63% Pharos/Fairway4×3=18.75% Chaucer5×5=6.25%) | |||
父
Ballymoss 1954 栗毛 |
Mossborough 1947 栗毛 |
Nearco | Pharos |
Nogara | |||
All Moonshine | Bobsleigh | ||
Selene | |||
Indian Call 1936 栗毛 |
Singapore | Gainsborough | |
Tetrabbazia | |||
Flittemere | Buchan | ||
Keysoe | |||
母
*ブラツクビー Black Bee 1950 黒鹿毛 |
Honeyway 1941 黒鹿毛 |
Fairway | Phalaris |
Scapa Flow | |||
Honey Buzzard | Papyrus | ||
Lady Peregrine | |||
Mombasa 1944 芦毛 |
Taj Ud Din | Gainsborough | |
Taj Mahal | |||
Nairobi | Winalot | ||
Kenya F-No.2-u |
従兄弟にイギリスで種牡馬になったKing's Leapがいる。母ブラツクビーの牝系子孫はすでに現存していない。