バブルメモリーズ
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ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | アーケード |
開発元 | タイトー |
発売元 | タイトー |
人数 | 1~2人 |
メディア | F3システム |
発売日 | 1996年 |
『バブルメモリーズ』(Bubble Memories –THE STORY OF BUBBLE BOBBLE III–) は、1996年にタイトーより発売された業務用固定画面アクションゲーム。
2007年1月25日発売の『タイトーメモリーズII 上巻』(プレイステーション2)に収録。家庭用初移植となる。
目次 |
[編集] 概要
キャッチコピー『今度のアワはでっかいぞ!』
『バブルボブル』(1986年)『レインボーアイランド』(1987年)の更なる続編としてリリース。泡を吐いて敵を閉じ込めて、それを割ってやっつけるという初代のゲームシステムを継承しつつ、新要素を取り入れ、背景グラフィックは動物や風景などの実写を取り込み質感を向上させている。またキャラクターグラフィックやフォントは一部『パズルボブル2』(1995年)のものを流用している。ちなみに、前2作と今作は「バビー」と「ボビー」という2人の少年兄弟の活躍を描いたものであり、今作より前にリリースされた関連作『バブルシンフォニー』(1994年)は彼らの子孫たちが活躍するという位置づけになっているため、バブルシンフォニーに“THE STORY OF BUBBLE BOBBLE ~”というサブタイトルは付いていない。
真のエンディングを見るための謎解きに関しては、レインボーアイランドやバブルシンフォニーと比べてシンプルとなっているものの、ゲームの難易度はそれらよりも高めになっている。
プレイヤーはゲーム開始時に「物語モード」「練習モード」のどちらかを選択する。「物語モード」は表裏各80面の計160面構成。10面ごとに計7種類の中ボスが登場し、それらを倒さなければ先の面へと進めない。中ボスを全て倒してもある条件を満たさなければ最終ボスへの道が開けないようになっており、レインボーボトルを7つ集めて条件を満たしてから、80面の最終ボス(スーパーダークグレートドラゴン)を倒せばエンディングとなる。「練習モード」は初心者向けのイージーモードで、『バブルメモリーズ』のゲームシステムについてチュートリアルを交えながらプレイ出来る。全10面構成&タイムアタック付。
バブルボブルやバブルシンフォニーの裏面では、表面とマップデザインが同じで敵キャラクターが変更になっただけであったが、今作での裏面はマップデザイン、敵キャラクター配置は全て変更がなされている。
新たな要素として、泡吐きボタンを押したままにするとプレイヤーである「バブルン」(2Pはボブルン)にエネルギーが溜まり、ボタンを離すと通常の4倍の大きさである「巨大泡」を吐くことが出来るようになった。これにより、複数の敵を一つの巨大泡にまとめて閉じ込めることが出来る。今作では通常の4倍の大きさがある「巨大敵」が登場。巨大敵は巨大泡でないと閉じ込めることが出来ないようになっている。
今作では複数の泡に閉じ込めた敵をまとめてやっつける「まとめ割り」の得点に倍率が掛かるようになっており、複数の敵を巨大泡に閉じ込めてまとめ割りすると、まとめ割りの得点が更に2倍になる。また複数の敵を一旦普通の泡に閉じ込めてから、それらを更に巨大泡に閉じ込めてからまとめ割りすると、その得点が更に3倍になる。まとめ割りした時の最大得点は、敵が10匹出て来た面においての153万6000点にもなる。
バブルボブルでは2人プレイの時に1人がゲームオーバーになるとコンティニューが出来るのだが、本作では1人プレイでゲームオーバーになってもコンティニューが出来る仕様になった。
余談だが、PCエンジンオリジナルである『パラソルスター』(1991年発売)がある。サブタイトルに“THE STORY OF BUBBLE BOBBLE Ⅲ~”は付いている。『レインボーアイランド』『バブルメモリーズ』の外伝的続編とも言える。
[編集] ストーリー
あるところに「レインボーアイランド」と呼ばれる島があり、その中心には「レインボータワー」という塔が建っていて、島の平和の象徴とされていた。島では「バビー」と「ボビー」という2人の少年兄弟が村人とともに平和な日々を過ごしていた。
ところがある日、どこからか悪者が現れてバビーとボビーに雷を落とし、泡吐き竜の姿へと変えてしまい、更に村の宝で竜から人間の姿に戻す魔法の薬「レインボーポーション」を奪い、それを7つに分割してしまった。悪者はそのまま塔へと篭城した。
泡吐き竜に変えられたバビー(バブルン)とボビー(ボブルン)は、レインボーポーションを取り戻し、悪者を倒すべく塔へと向かった時、そこにはかつて2人が倒したはずの暗黒大魔王の姿が・・・・・・。
歴史は、再び繰り返す・・・・・・。
[編集] 敵キャラクター
- ぜんちゃん
- ぜんまいのキャラクター。攻撃は体当たりだけで、バブルンたちを追いかける。
- まいた
- ちゃっくんぽっぷのキャラクター。攻撃は体当たりの他に、岩攻撃。
- もんすた
- ちゃっくんぽっぷで卵から生まれたあいつ。45度方向に移動するが攻撃は体当たり。
- ぷるぷる
- 左斜め、右斜めのプロペラの付いた敵。攻撃は体当たり。
- ばねぼう
- 下から降りるキャラクター。攻撃は体当たりだけ。ブロックの上を飛び跳ねるように移動。
- ひでごんす
- 火を吐くキャラクター。攻撃は体当たりの他に火を吐く。
- どらんく
- 甘いジュースが好きなキャラクター。攻撃は体当たりの他にウィスキーのビンを投げてくる。
- いんべーだー
- スペースインベーダーのキャラクター。攻撃は体当たりの他に下方向にビームを撃つ。スペースインベーダーがそのモデル。
- すかるもんすた
- 一定時間立つと登場する、所謂永久パターン防止キャラクター。敵を全滅すると消える。
- らすかる
- 永久パターン防止キャラで、一定時間シークレットルームを出ないでいると出現する。
この他にも新たなる敵キャラが登場する。
[編集] ボスキャラクター
10面ごとに登場する中ボスと最終ボスを紹介する。ボスを倒すには特殊バブルは割ってボスにダメージを与えないと倒せない。特殊バブルの内容はボスが出現の時に異なる。
- すーぱーもんすた
- 練習モード10面に出て来るボスキャラクター。サンダーバブルでぶつける。体力は弱い。
- クーラント
- 10面のボスキャラクター。サンダーバブルでぶつける(裏面はメロディバブル)。倒すと10万点のボーナスが入る。
- きりがん
- 20面のボスキャラクター。トルネードバブルでぶつける(裏面はサンダーバブル)。倒すと20万点のボーナスが入る。
- ガッチャン
- 30面のボスキャラクター。メロディバブルでぶつける(裏面はウォータバブル)。倒すと30万点のボーナスが入る。
- ワッフルフル
- 40面のボスキャラクター。レインボーバブルでぶつける(裏面はトルネードバブル)。倒すと40万点のボーナスが入る。
- まいたP
- 50面のボスキャラクター。ファイアバブルでぶつける(裏面はレインボーバブル)。倒すと50万点のボーナスが入る。
- たるP
- 60面のボスキャラクター。ウォータバブルでぶつける(裏面はファイアバブル)。倒すと60万点のボーナスが入る。攻撃が高いため、強敵。
- スイマークイーンもんすた
- 70面のボスキャラクター。サンダーバブルでぶつける(裏面はメロディバブル)。倒すと70万点のボーナスが入る。体力はかなり高い。
- スーパーダークグレートドラゴン&メカニカルもんすた
- 80面の最終ボス。条件を満たさないと戦えないようになっており、サンダーバブルでぶつける(裏面はメロディバブル)。倒すと100万点(裏面は最終ボスを倒すことによって200万点)のボーナスが入る。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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本編 | バブルボブル - レインボーアイランド - パラソルスター - バブルボブル2 - バブルシンフォニー - バブルメモリーズ |
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