ノード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノード(英語 : node)は節、交点、結節点のこと。
- ネットワークに接続されているコンピュータやハブ、ルータ等の機器のこと。通信ではアクセスポイントのことを言う場合もある。
- グラフ理論において、リンクによって結ばれる頂点。
- 占星術において、惑星に近い扱いを受ける理論上の点。
-
- 黄道(天球上の太陽の軌道)と白道(同じく月の軌道)の交点のこと。西洋占星術では、昇交点をドラゴン・ヘッドまたはノース・ノード、降交点をドラゴン・テールまたはサウス・ノードと呼ぶ。インド占星術では、昇交点をラーフ(羅睺)、降交点をケートゥ(計都)と呼び、実在する天体と同等に扱う。ゾロアスター教やアラビア占星術では巨大なドラゴンであるとされた(パフラヴィー語でゴーチフルGōčihr、アラビア語でジャウザフルDjawzahr)。
- 実在の天体ではないにも関わらず、日食や月食と関係が深いために神秘視され、しばしばホロスコープ上に特記される。特に、転生を説く宗教に関連する流派で重視され、業に結びついた意味づけをされることが多い。また、本人と社会の接点とする流派もある。