ネフェルタリ・ビビ
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ネフェルタリ・ビビは、尾田栄一郎作の漫画『ONE PIECE』および、それを原作とするテレビアニメ『ワンピース』に登場する架空の人物である。アニメ版の声優は渡辺美佐、及びテレビゲーム『ONE PIECE グラバト!RUSH』では中山さらが担当。
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[編集] 人物
平和を愛する少女で、カルーを供にしている。幼い頃から好奇心旺盛で、リトルガーデンではルフィと共に真っ先に冒険に飛び出していった程である。また女性にしては腕っ節が強く、幼少時代のコーザと互角であったほどである。また、王家の人間としての立場を非常によく理解しており、8歳の頃、世界会議ではワポルに悪質な嫌がらせを受けてしまうが、無駄な争いを避けるため、我慢して耐えた。そんな責任感の強さとは裏腹に、天然ボケな一面もあり大事な事を言い忘れたり、言ってはいけない事をポロッと言ってしまう事があるが、まったく悪気がないことと彼女自身のもつ持前の愛嬌からか憎むことが出来ない。
[編集] 経歴
バロック・ワークス(B・W)による「アラバスタ乗っ取り計画」を知り、イガラムと共にB・Wに潜入(コードネームはミス・ウェンズデー)、サー・クロコダイルの野望を阻止しようとした。B・Wメンバーとしての任務中にウイスキーピークで正体が露見し、抹殺されそうになるが、麦わら海賊団に助けられ、アラバスタまで同行する。何故かゾロのことは「Mr.ブシドー」と呼んでいる(作者曰く、一度呼んでしまったからには今更、名前で呼ぶわけにいかないらしい)。チョッパーもあだ名(トニー君)で呼ぶ。
「孔雀(クジャッキー)スラッシャー」(必殺技は「孔雀一連(ストリング)スラッシャー」「孔雀一連スラッシャー・逆流(ランバック)」等)という小指に付けたアクセサリーのような武器を使う(後述)。
内乱が治まった後、国内復興の為、涙ながらに麦わら海賊団と別れ、アラバスタに残る。敵だったニコ・ロビンが麦わら海賊団に入団していた事については、再登場した際には既に知っているらしく、ショックを受けるどころか殆ど気にしていない。戸惑いを隠せない周囲に対し「彼らのやる事は全て信じられる」と発言しているあたり、ルフィ達への信頼からだと思われ、ルフィの事を海賊王になる男だと認めている。
なおアラバスタでルフィ達と別れているが麦わらの一味の仲間と認められており、短期集中表紙連載の間に麦わらの一味が一人ずつ表紙のイラストを飾る際にも、カルーと共に度々登場している。
[編集] 戦歴
- VS ミス・バレンタイン
- 勝利。
- VS モンキー・D・ルフィ(麦わら海賊団船長)
- 話し合いにより中断。
- VS Mr.7&ミス・ファーザーズデー
- 「孔雀一連スラッシャー・逆流(ランバック)」で勝利。
[編集] 技
- 魅惑のメマーイダンス(みわく)
- グルグル模様の服を着た状態で踊り、相手にめまいを起こさせる。(アニメでは「魅惑の香水ダンス」になっていた)
- 孔雀スラッシャー(クジャッキー)
- 手の両小指に小さい刃物をつけた紐を取り付け、その刃物を回転させながら相手を切り裂く。
- 孔雀一連スラッシャー(クジャッキーストリング)
- 孔雀スラッシャーの強化版。手の両小指に小さいいくつもの刃物がついたものを取り付け、遠距離戦も可能にしたもの。ロープのように相手を襲って切り裂く。
- 逆流(ランバック)
- 後ろに向かって孔雀一連スラッシャーを放つ。
[編集] 関連項目
- ネフェルタリ - ネフェルタリ・ビビのモデルとなった、実在した古代エジプトの王妃。(出典:ONE PIECE単行本のSBS)
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