ニョロゾ
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ニョロゾ | |
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全般 | |
英語名 | Poliwhirl |
進化体系 | 1進化ポケモン |
進化前 | ニョロモ |
進化後 | ニョロボン、ニョロトノ |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | おたまポケモン |
タイプ | みず |
高さ | 1.0 m |
重さ | 20.0 kg |
特性 | しめりけ/ちょすい |
ニョロゾは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
ニョロモの進化系だが、腹の渦巻き模様が逆になった。口が退化したが鳴ける。手が生え、手袋も着用している。やはり全身がぬめぬめしており、敵に襲われて捕まったり、かみつかれたりしても、ぬるりとのがれられるのが強み。腹の渦巻き模様で敵に催眠術をかけて逃げる事もある。捕食者の多いポケモンの世界に於いて、捕食者から逃げる事を第一に考えている珍しいポケモン。水陸のどちらでも生活できるのだが、敵に襲われる事が少ないため水中を好む。
[編集] ゲームでのニョロゾ
みずのいしを使うとニョロボンに、「金・銀・クリスタル」では「おうじゃのしるし」を持たせて通信交換することでニョロトノに進化する。ニョロモと比べてステータスが強化されたが、「すばやさ」は変わらず、「とくこう」「とくぼう」も低いままである。プクリンにやや鳴き声が似ている。
[編集] アニメでのニョロゾ
ワニノコ争奪戦でサトシとカスミのバトル中に、カスミのニョロモが進化した。 進化後はフシギダネが「ソーラービーム」に必要な光エネルギーを吸収している最中に「あわ」でたたみかけようとするが、「ソーラービーム」の発射までに間に合わず、負けてしまう。後に、ワニノコ入りルアーボールがサトシの物となる。その後はカスミの主力ポケモンとして活躍する。後にサトシの「おうじゃのしるし」を頭に載せてニョロトノに進化した。
[編集] ポケモンカードでのニョロゾ
[編集] 映画でのニョロゾ
[編集] その他におけるニョロゾ
以下の点から、2段階進化するポケモンの中間進化系の中では比較的知名度が高い。
- 『ポケットモンスターSPECIAL』ではレッドの最初のポケモンとして登場する。オーキド博士よりフシギダネをもらう前から手持ちにいた。レッドが川で溺れたときにニョロモから進化して彼を助けたという。後にレッドの危機に際してニョロボンに進化し、彼を再び救った。ちなみに、わざマシンを使ったかどうかは定かではないが、「れいとうビーム」を覚えており、作中に多く用いられている。
- 同じく『ポケットモンスターSPECIAL』3章の主人公の1人ゴールドもニョロゾ(連載開始の時点では進化前のニョロモだった)を持っていた。ゴールドのニョロゾはレッドと違い、ニョロボンではなくニョロトノに進化した。
- ポケモンの生みの親である田尻智が最も愛着のあるポケモンとして、ニョロゾを挙げている。
- NINTENDO64専用のテレビゲーム、『ポケモンスタジアム2』の説明書の裏表紙にピカチュウと共にCGイラストが載せられている。
- 『タイム』の国際版、1999年11月22日号の表紙で何故かピカチュウやミュウツーなどを差し置いて中心に据えられた(TIME Magazine Cover)。
- ポケモンセンタートウキョーの店舗ロゴの左側にピカチュウ・ヒトカゲとともに描かれていた。2007年7月の移転以降、ニョロゾが配置されている箇所はポッチャマに変更されている。