ニューヨーク・コスモス
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ニューヨーク・コスモス | |
原語表記 | New York Cosmos |
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愛称 | コスモス |
クラブカラー | 緑 |
創設年 | 1971年 |
所属リーグ | NASL |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン | ニューヨーク |
ホームスタジアム | ジャイアンツ・スタジアム |
収容人数 | 78,000 |
代表者 | |
監督 |
ニューヨーク・コスモス (New York Cosmos) は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州及びニュージャージー州をホームを本拠地とする、かつての北米サッカーリーグ所属のサッカークラブである。
目次 |
[編集] 概要
1971年にクラブは設立。大手映画配給会社ワーナー・ブラザーズの経済力を背景に、ブラジルのペレ、ドイツのフランツ・ベッケンバウアーら世界のスーパースター達を擁し実力、人気を共に獲得した。特に1977,1978年のリーグ連覇や、1977年10月1日に行われたペレの引退試合(古巣のサントスFCと対戦)などはクラブや北米リーグの世界的アピールに大きな役割を果たした。
しかし、1980年代に入るとワーナー社が、オーストラリアのメディア王ルパード・マードックにより敵対的買収を受けたり(これはマードック側の失敗に終わる)、1983年にアタリショックと云われるワーナー傘下の企業の不振が影響した事により経営を縮小するとクラブの力は急速に低下した。
そしてこの流れに呼応するかの様に1984年に北米サッカーリーグが消滅。クラブはその後1年間だけインドアサッカー(現在のフットサル)のクラブとして存続したが、成績の低迷を理由に1985年を最後に解散した。
またクラブ名のコスモスは日本語で「国際的」を意味するコスモポリタン(Cosmopolitan)が由来である。これはメジャーリーグベースボールに所属するニューヨーク・メッツがメトロポリタン(Metropolitan)の略称である事からヒントを得た。
2007年に公開されたドキュメンタリー映画「ペレを買った男」は、ニューヨーク・コスモスを題材にしている。
[編集] タイトル
- 北米選手権: 5回
- 1972,1977,1978,1980,1982
[編集] 歴代監督
- ヘネス・バイスバイラー 1980-1981
[編集] 歴代選手
- ペレ 1975-1977
- カルロス・アウベルト 1977-1980、1982
- ジョゼ・オスカー・ベルナルディ 1989-1980
- フランツ・ベッケンバウアー 1977-1980、1983
- ヨハン・ニースケンス 1979-1984
- フランシス・バンデルエルスト 1980-1981
- フリオ・セサール・ロメロ 1980-1983
- ジョルジオ・キナーリャ 1976-1984
- アンドラニク・エスカンダリアン 1976-1983
- リック・デイビス 1978-1984
- モルデハイ・シュピーグラー 1974-1977
[編集] 平均入場者数
- 1971年 - 4.517人
- 1972年 - 4.282人
- 1973年 - 5.782人
- 1974年 - 3.578人
- 1975年 - 10.450人
- 1976年 - 18.227人
- 1977年 - 34.142人
- 1978年 - 47.856人
- 1979年 - 46.690人
- 1980年 - 42.754人
- 1981年 - 34.835人
- 1982年 - 28.479人
- 1983年 - 27.242人
- 1984年 - 12.817人
[編集] スタジアム
- ヤンキー・スタジアム 1971年
- Hofstra Stadium 1972年–1973年
- Downing Stadium 1974年–1975年
- ヤンキー・スタジアム 1976年
- ジャイアンツ・スタジアム 1977年–1984年