ニューオーリンズ・アリーナ
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ニューオーリンズ・アリーナ "New Orleans Arena" |
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施設データ | |
所在地 | ルイジアナ州ニューオーリンズ |
開場 | 1999年10月19日 |
所有者 | ニューオーリンズ市 |
グラウンド | (屋内施設) |
建設費 | 8,400万ドル |
使用チーム・開催試合 | |
ニューオーリンズ・ホーネッツ(NBA)(2002年 - 現在) ニューオーリンズ・ブラス(ECHL)(1999年 - 2002年) ニューオーリンズ・ブードゥー(2004年 - 2005年、2007年 - 現在)(AFL) |
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収容能力 | |
18,000人(バスケットボール) 16,500人(アリーナフットボール) |
ニューオーリンズ・アリーナ(New Orleans Arena)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズにある屋内競技施設。セントラルビジネス地区に位置し、ルイジアナ・スーパードームと隣接している。2002年より北米プロバスケットボールリーグNBAのニューオーリンズ・ホーネッツの本拠地になっている。
[編集] 概要
8,400万ドルの建設費で1999年に完成。10月19日に公式オープンされた。その後3年間、2002年までは北米プロアイスホッケーリーグECHLのニューオーリンズ・ブラスの本拠地として使用されていたが、チームは消滅。2002年よりニューオーリンズ・ホーネッツは本拠地として使用するようになり、また2004年2月からはプロアリーナフットボールリーグAFLのニューオーリンズ・ブードゥーの本拠地にもなった。また、現在では高校バスケットボールの他、テュレーン大学のバスケットボールチームも使用している。
2007年のAFLの決勝試合アリーナボウル、2008年のNBAオールスター、2012年の大学男子バスケットボールのサウスイースタン・カンファレンストーナメント、2007年と2010年のNCAAトーナメント1回戦と2回戦の開催地として決定している。
[編集] ハリケーン・カトリーナ
2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲った大型のハリケーンであるハリケーン・カトリーナでは、ルイジアナ・スーパードームと比較して被害が段違いに少なかった為、1ヵ月後には緊急の医療センターとして機能した。しかし市議会によってニューオーリンズ市への立ち入り禁止が制定されたため、アリーナを本拠地とするチームは一時的に移転せざるを得なかった。
ホーネッツは2005-06シーズン、オクラホマ州オクラホマシティのフォード・センターをホームアリーナとして使用した。しかしシーズンも終盤に差し掛かった2006年3月8日にニューオーリンズ・アリーナで試合を開催した。ホーネッツは現在もオクラホマシティとニューオーリンズを本拠地としている。また他にも、2006年7月5日には歌手のティム・マグロウとフェイス・ヒルが大観衆の中でコンサートを開催した。