ニッポノサウルス
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?ニッポノサウルス | ||||||||||||||||||||||||||
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Nipponosaurus sachalinensis |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||
Nipponosaurus sachalinensis Nagao, 1936 |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||||
ニッポノサウルス |
ニッポノサウルス Nipponosaurus sachalinensis とは、1934年に、樺太豊栄郡川上村で発見されたハドロサウルス科の恐竜。ヒパクロサウルスに近縁とも考えられている。体長約7-8m。ニッポンリュウ(日本竜)とも呼ばれる。化石は、三井鉱山川上炭鉱施設内の病院建設現場から発見され、頭骨の一部、骨盤、腰椎、後脚など、全身のほぼ半分が得られている。産出層は白亜紀に形成された海成層であり、死後、死体が海浜に移動したか、海岸で死亡したとされている。日本人によって研究、記載されたはじめての恐竜である。模式標本は北海道大学に保管され、復元骨格は北海道大学総合博物館と国立科学博物館に展示されている。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 伊地知英信 『日本にも恐竜がいた』 長谷川善和監修、どうぶつ社、1990年。ISBN 4886224156。