ニッカカメラ
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ニッカカメラ（Nicca camera Co. Ltd ）はかつて日本に存在したカメラメーカー。主にライカコピーを製造していた。前身は光学精機社で、後ヤシカに合併された。
同様にライカコピーを製造していたレオタックスは東京光学（現トプコン）のトプコールを装着していたがニッカカメラは日本光学（現ニコン）のニッコールを装着した。戦前日本光学は主に日本海軍に、東京光学は主に日本陸軍に納入し「海のニッコー、陸のトーコー」と言われていたためその争いが再現していると言われた。
[編集] 歴史
- 1940年 - 精機光学（現キヤノン）でハンザキヤノンの製造に従事していた数人が光学精機社を設立。
- 1941年 - 戦争によりライカの輸入が困難になったため「パテントを無視してコピーせよ」との軍の命令によりニッポンカメラを製造。ちなみにアメリカ軍は戦中からプレミア社にカードンを、イギリス軍はリード＆シギリスト社にリードを製造させている。
- 1947年 - 社名を「ニッポンカメラ」、カメラ名を「ニッカ」に変更して製造再開。レンズは日本光学（現ニコン）のニッコールを装着した。
- 1950年 - 社名をニッカカメラに変更。
- 1955年 - ボディーがダイキャストのニッカ5型発売。
- 1959年 - ヤシカに合併される。最終機のニッカ33型はそのままヤシカE型（後にYE型と改名）として発売された。
