ドライブインシアター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ドライブインシアター（Drive-in theater）とは、巨大な駐車場にスクリーンを配置し、車に乗ったまま映画が鑑賞できる映画上映施設である。DTとも略される。
目次 |
[編集] 構造
駐車場に巨大なスクリーンが設置されている。音声は、自動車内にあるラジオで受信する方法の他、駐車場にあるポールから音声を引く場合もある。
[編集] 日本での歴史
日本では、1981年（昭和56年）に千葉県船橋市に設置された物が最初である。その後、車社会の普及と共に全国に20か所以上存在していた。しかし、シネマコンプレックスの普及、夕方以降しか上映できないという物理的な制限、気象条件に左右される点などから、衰退していった。2007年11月以降神奈川県大磯町の1か所のみとなっている状況である。[1]
[編集] 営業しているDT
- ドライブインシアター大磯（神奈川県大磯町、大磯プリンスホテル内）
[編集] 過去に営業していたDT
- 新札幌ピット（北海道札幌市） - 閉館。
- ドライブインシアター小手指（埼玉県所沢市）- 閉館。
- ドライブインシアタープラウド（千葉県船橋市、ららぽーとTOKYO-BAY内） - 2007年10月31日閉館。
- ジャスコドライブインシアター野田（千葉県野田市） - 2007年8月31日閉館。
- スターダスト舞洲（大阪府大阪市）- 閉館。
- スターダスト千里（大阪府吹田市） - 2001年閉館。
- ドライブインシアターDITS（岡山県倉敷市） - 2000年10月28日開館 - 2004年1月31日閉館。
- アルパークドライブインシアターOWL（広島県広島市、アルパーク内） - 2005年11月25日閉館。
[編集] 脚注
- ^ 消えゆくドライブインシアター 上映数や料金…シネコンに押され（産経新聞/2007年10月22日）
