ドビー
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ドビー(Dobby)は、J・K・ローリング』の小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の生物である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場巻
2巻、4巻、5巻、6巻、7巻※映画「炎のゴブレット」「不死鳥の騎士団」は未登場
[編集] 概要
身体は茶色で、耳が大きいのが特徴的。ウラジーミル・プーチンが外見のモデルらしい。
2巻で、ルシウス・マルフォイの屋敷しもべ妖精として初登場を果たす。主人ルシウスが「秘密の部屋」事件を起こそうと計画しているのを知り、尊敬するハリー・ポッターを危険に遭わせまいとして、様々な手段を講じるも失敗(そのたびにハリーはかなり手痛い目に遭っている)。「秘密の部屋」事件の解決後、ハリーの計略でルシウスから「解放」される。
言ってはならない事を言ってしまった時は、壁に頭を連続でぶつけたりしながら「ドビーは悪い子」と叫ぶ。 控えめな性格だが、呪文の腕は確かなようで、2巻ではハリーを襲おうとした(映画では死の呪文をかけようとしている)ルシウスを「ハリー・ポッターに手を出すな!」と言って吹き飛ばした。 その後は就職活動に勤しむも、給料と休暇を要求した為に雇い先が見つからなかった。しかし、4巻で、アルバス・ダンブルドアのもと、ウィンキーと共にホグワーツ魔法魔術学校へ就職を果たす。尚、この時、ドビーはダンブルドアから、1週間あたり1ガリオンの給料と1ヶ月に1度の休暇を与えられた。
2巻では「ハリーを助けたい」という思いが空回りしていたドビーだが、4巻で再登場を果たしてからは、「第二の課題」に臨むハリーに鰓昆布を与えたり(4巻、但し映画ではネビル・ロングボトムがドビーの代わりにハリーに与えている)、ダンブルドア軍団の会合場所として「必要の部屋」の情報をハリーに教えたり(5巻、但し映画ではネビル・ロングボトムが偶然発見している)とハリーの為に活躍している。ハリーの方も、ドラコ・マルフォイの尾行を依頼する(6巻)など、それなりにドビーのことを信頼している模様。