トラブルチョコレート
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『トラブルチョコレート』（TROUBLE Chocolate）は、声優の氷上恭子と丹下桜がDJを務めたJFNで放送されたラジオ番組、および同名のラジオドラマとアニメ作品。アニメは、エイベックス（avex mode）のアニメ参入初期の作品である。
きっかけはJFN系列で放送されていたDEEPER STREET木曜日で放送されたラジオドラマ『トラブルぎりぎりチョコレート』である。このラジオドラマが好評であったため、そのままラジオ番組へとなった。
略称は「トラチョコ」。また、『トラブルぎりぎりチョコレート』の略称は「ぎりチョコ」。
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[編集] アニメ
[編集] 概要
- 1997年、原田經史により、まんがコンテンツとして企画が開始される。
- 1998年、JFNが企画に賛同し、TOKYO FM系全国ネットでラジオドラマ化。ドラマCDもアニメイトを中心に販売され、好評を得る。
- 1999年10月8日、テレビ朝日で放送開始。全20話。
- ラジオ番組「氷上恭子と丹下桜のトラチョコシリーズ」も大人気で、足掛け3年の番組として好評を博す。
ラジオドラマは、原作者の原田經史・谷村仁が声優陣と共にアイデア（アドリブ?）を出しながらかなり濃い作品として制作された。効果音の三田さん、音楽の「三田さんの仲良しの人」の影響も作品性に大きく影響を与えている。オーダーしてない勝手な効果音や音楽をいつの間にか用意している）。そんな、濃いラジオからのアニメ化だったが、アニメは原田ら原作スタッフの手を離れ、わりとライトに作られている。
主人公達が通う学園の名前がラジオでは「マイクログラインド学園」であったのに対し、アニメでは「マイクログランド学園」となっている。これは『マイクログラインド』が登録商標であった事に起因する。
番組の最後には、アイドルグループはりMON!が、アフレコ現場や東京ゲームショーの取材と作品の宣伝等を行う『OTAKARA情報局』という小番組が放送されていた。
[編集] 原作スタッフ
- 原作・チーフプロデューサー：原田経史
- キャラクタービジュアルデザイン：筧杜人（メディアワークス『電撃Animation Magazine』連載）
- ラジオドラマシリーズ構成：谷村仁（タニエンタープライズ）
- 美術デザイン：原田経丈
- アシスタント：浜田寿美子
[編集] スタッフ
- 企画：工藤寛治
- 原案：原田経史
- 原作：ROBOT/JFN/ステップ映像/エイ・ティ・インタラクティブ
- シリーズ構成：園田秀樹
- キャラクター原案：筧杜人
- キャラクターデザイン：日下部智津子
- デザイン監修：北爪宏幸
- 効果：佐々木純一（アニメサウンドプロダクション）
- 音楽プロデューサー：長澤隆之
- 製作プロデューサー：岩本太郎ほか
- アニメーション制作プロダクション：AIC
- 製作：トラブルチョコレート製作委員会、テレビ朝日、ステップ映像、ROBOT、JFN、avex entertainment、アニメイトフィルム
[編集] キャラクター：キャスト
- ヒナノ（ヒナノイシフィーネルメルハイネウェイナン）：丹下桜
- 魔法事故がきっかけでマリオネットに乗り移った木の妖精。口癖は「じゅうぶんです」「わっちゃ」。
- ラジオ番組からのファンの中には「ヒナノイ」と書いて「ヒナノ」と読む（読ませる）人達もいた。
- ムラカタ命なお嬢様（？）。
- ハムハム：上田祐司（現・うえだゆうじ）
- マスコット的存在。（アニメオリジナル）
- ラジオドラマでは、「オカカ（猫）」がこのポジション。
- アーモンド：大谷育江
- 野性児。
- ヒナノを召還した（＝魔法事故を起こした）張本人。
[編集] 放映内容
- ファーストトラブル
- 科学特捜部隊部出動!
- 転校生はメガリッチ
- MG学園ハングリーパニック
- 最強無敵なラブラブカップル
- 抹茶と小豆はいかがかな?
- 第34回学園コンテスト
- ターゲットは魔法使い
- 恐怖 湯舟人形事件
- 走れ、飛脚くん!
- マジカルホレホレ大戦
- 征服少女ミント
- デボラVSメカデボラ
- ヌシとの遭遇
- 不思議なペンシルくん
- 爆裂!愛のボム婆さん
- ミニミニアドベンチャー
- ヒナノ、部活に燃える!
- ヒナノ、告白される!
- ヒナノ、じゅうぶんです!
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ
- C.H.O.C.O.
- 歌手: 丹下桜&氷上恭子
- 作詞・作曲・編曲: 富樫明生
- エンディングテーマ（#1～11）
- 「ねぇ 何で・・・」
- 歌手: 吉沢梨絵
- 作詞: 岩水篤史
- 作曲: 春川仁志、Shifo
- 編曲: 春川仁志
- エンディングテーマ（#12～）
- あなたに逢いたくて〜Missing You〜 Millenium Dance Version
- 歌手: 丹下桜&氷上恭子
- 作詞: 松田聖子
- 作曲: 松田聖子、小倉良
- 編曲: 安藤高弘
[編集] ラジオ番組
JFN系の深夜にて放送されていた番組。
- 丹下・氷上のトラブルチョコレート（1998年10月-1999年3月、26：00-26：30）
- KADOKAWA電波マガジン火曜日「ドラゴン探偵局」の後番組。
- ドラマOP曲は工藤あさぎの「ツライレス」、ED曲は工藤あさぎの「DARRIN」。
- 氷上・丹下のトラチョコチャット（1999年4月-2000年3月、26：50-27：00）
- 氷上恭子のトラチョコチャット2（2000年4月-2001年3月、26：30-27：00）
以上の3番組を放送していた（トラチョコチャットはラジオ黄金時代内）。
- ネット局
JFN系で最大33局（当時）ネットで放送していた。
- 3番組すべてネット局していた局
- FM青森、FM岩手、FM秋田、FM山形、ふくしまFM、RADIO BERRY、FMぐんま、TOKYO-FM、FM新潟、FM長野、K-MIX、FMとやま、FM石川、FM福井、FM-AICHI、 FM三重、FM滋賀、FM山陰、FM岡山、FM山口、FM香川、FM徳島、FM高知、FM佐賀、FM長崎、FM中九州（現FM熊本）、FM大分、FM宮崎、FM鹿児島、FM沖縄（計32局。ただし一時期ネット落ちしていた局もあり）
- トラチョコチャットからのネット局
- Date FM（自主制作などを放送していたため）
- トラチョコチャット2でネット落ちした局
- FM愛媛（JFN局の中で終夜放送していなかったのが理由か）
- 3番組ともネットしていなかった放送局
- AIR-G'、岐阜FM、Kiss-FM KOBE（それぞれ、自主制作・未開局・当時は独立局だった。なお、2005年4月現在JFN制作のラジアンリミテッドDXをネットしている）
- fm osaka、FM福岡（自主制作を放送。現在もこの時間帯は自主制作を放送している）
※掲載されているネット局は2005年6月現在のJFN加入38局
[編集] 関連項目
- Fate/hollow ataraxia （ミニゲーム「とらブル花札道中記」に登場する「虎ブル血夜呼零怒」は、この作品タイトルのもじりである）
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