デジャ・メイク・ハー
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「デジャ・メイク・ハー」 | ||
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レッド・ツェッペリン の 楽曲 | ||
収録アルバム 聖なる館 | ||
リリース | 1973年3月28日 | |
録音 | 1972年 スターグローヴス |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 4分23秒 | |
レーベル | アトランティック | |
作曲者 | ジョン・ボーナム ジョン・ポール・ジョーンズ ジミー・ペイジ ロバート・プラント |
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プロデューサー | ジミー・ペイジ | |
聖なる館 収録順 | ||
ダンシング・デイズ (5) |
"「デジャ・メイク・ハー」" | ノー・クォーター (7) |
「デジャ・メイク・ハー」(D'yer Mak'er) はイギリスのロックグループ、レッド・ツェッペリンの楽曲。1973年、彼らの第5作アルバム『聖なる館』のB面2曲目に収められて発表された。作詞作曲は ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジおよびロバート・プラント。レコードでの演奏時間は約4分20秒。
[編集] 概要
ボーナムの主導で作られた快活なロックナンバー。当初は1950年代風ロックンロールとしてリハーサルされていたが、途中からバックビートの要素が加ってレゲエ風の曲に仕上がった。
奇妙な題名はイギリスの古いジョークから来ており、このフレーズをイギリス人が発音すると「ジャマイカ」と言っているように聞える。つまり、ジャマイカ発祥であるレゲエのイギリス人バージョンであるということを示すツェッペリン流ジョークである。このジョークは歌詞ともオーバーラップしており、二重にリンクしている。その古いジョークとは以下のようなもの:
- A:「妻と喧嘩してね。あいつジャマイカに行っちまったんだよ」
- B:「ジャマイカ!?」
- A:「(D'yer mak'erと言われたと思って)いや、あいつが自分で出て行ったのさ」
「D'yer mak'er ?」は「Did you make her ?」の表音。この文脈では「お前がそうさせたのか?」という意味になる。つまり、妻に棄てられた上、「D'yer mak'er?(ジャメイカ?)=お前がそうさせたのか?」となじられる男の物語を「ジャマイカ」風に歌うという凝った、そしていささかひねくれた楽曲である。
ペイジは「自分はこの曲をレゲエだと言ったことはない。自分たちに本当のレゲエなど演奏できないのだから、そんなことを言ったらレゲエに失礼だ」という主旨の発言を残しているが、現在では多くのレゲエアーティストにカヴァーされている。
なお「デジャ・メイク・ハー」はレッド・ツェッペリンのステージで演奏されたことは無い。
[編集] 参考文献
- 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊
- 『ジミー・ペイジ語録』ハワード・マイレット編 野間けい子訳 シンコー・ミュージック刊
レッド・ツェッペリン |
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ジョン・ボーナム - ジョン・ポール・ジョーンズ - ジミー・ペイジ - ロバート・プラント |
オリジナルアルバム: レッド・ツェッペリン I - II - III - (IV) - 聖なる館 - フィジカル・グラフィティ - プレゼンス - 永遠の詩 (狂熱のライヴ) - イン・スルー・ジ・アウト・ドア - 最終楽章 (コーダ) |
その他のアルバム: ボックスセット - ボックスセット2 - リマスターズ - BBCライヴ - 伝説のライヴ |
映像: レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ - レッド・ツェッペリン DVD |
楽曲 |
関連事項: ピーター・グラント - スワンソング・レコード - ブロン・イ・アー - ヘッドリィ・グランジ |