ティム・ケーヒル
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ティム・ケーヒル | ||
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名前 | ||
本名 | ティモシー・ジョエル・ケーヒル | |
愛称 | ティミー、タイニイ・ティム | |
カタカナ | ティム・ケーヒル | |
ラテン文字 | Timothy Joel Cahill | |
基本情報 | ||
国籍 | オーストラリア | |
生年月日 | 1979年12月6日(28歳) | |
出身地 | シドニー | |
身長 | 180cm | |
体重 | 69kg | |
選手情報 | ||
在籍チーム | エヴァートン | |
ポジション | MF | |
背番号 | 17 | |
利き足 | 右足
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代表歴 | ||
出場 | 29 | |
得点 | 14 2008年2月6日現在 |
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ティモシー・ジョエル・ケーヒル(Tim Cahill、本名:Timothy Joel Cahill、1979年12月6日 - )は、オーストラリア・シドニー出身で2006年ドイツW杯・同国代表、FAプレミアリーグ・エヴァートン所属のサッカー選手。ポジションはフォワードあるいはMF。姓はカーヒル、カーヒル、ケイヒルと表記される場合もある。身長180cm、体重69kg。
母はサモア人で、FIFA主催のユース大会に西サモア代表として出場した事もある。
目次 |
[編集] 略歴
アイルランド系イングランド人の父とサモア人の母の間に生まれる。1997年にシドニーFCからミルウォールに移籍。ミルウォールのエースとして大活躍し、2003-2004年シーズンにはミルウォールをFAカップ決勝にまで押し上げる原動力となった。ミルウォールでは241試合に出場して58ゴール。2004-2005シーズン開幕前にエヴァートンに移籍。移籍金は150万ポンド。
エヴァートンでの1シーズン目は主にセカンドトップとして起用され、チーム得点王の13得点を上げる。この年、エヴァートンは4位でリーグをフィニッシュし、チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
エヴァートン・サポーターからの人気は絶大で、愛称は「タイニイ・ティム(ちびのティム)」。これは元々ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」に登場する少年ティム・クラッチトのあだ名で、小説中のタイニイ・ティムは貧乏や難病にも心が挫けることのない人間、かつ最後に残された希望の象徴として描かれている。「God bless us, everyone!」の台詞は英語圏では極めて有名。
ミルウォールへの愛着も深く、2006年1月にFAカップで古巣から決勝ゴールを奪った際には一切ゴール・パフォーマンスを行わないことで、ミルウォールへの敬意を示した。
[編集] プレースタイル
豊富な運動量、鋭いタックル、ゴール前でのポジショニングのよさが持ち味で、さほど身長は無いが、ヘディングでも点が取れる他、両足とも使える選手である。2006年ドイツW杯 オセアニア予選ではMFながらも得点王となった。
[編集] ワールドカップ出場
2006年開催のドイツワールドカップのグループステージでは、グループFの日本戦後半(53分)から途中出場し、84分と89分にゴールを決めた。
[編集] 所属クラブ
[編集] 外部リンク
エヴァートンFC - 現所属メンバー |
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2 ヒバート | 3 ベインズ | 4 ヨボ | 5 レスコット | 6 アルテタ | 7 ファン・デル・メイデ | 8 ジョンソン | 10 グラヴェセン | 11 マクファデン | 12 ターナー | 14 ヴォーン | 15 スタッブス | 16 ジャギエルカ | 17 ケーヒル | 18 ネヴィル | 19 ヴァレンテ | 20 ピーナール | 21 オズマン | 22 アイェグベニ | 24 ハワード | 26 カーズリー | 27 ジュッキーウィッツ | 28 アニチェベ | 29 ボイル | 30 ルディ | 31 ヴィダルション | 33 ヴェッセルス 監督: モイーズ |
オーストラリア代表 - 2006 FIFAワールドカップ | |
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1 シュワルツァー | 2 ニール | 3 ムーア | 4 ケーヒル | 5 クリナ | 6 ポポヴィッチ | 7 エマートン | 8 スココ | 9 ヴィドゥカ | 10 キューウェル | 11 ラザリディス | 12 コヴィッチ | 13 グレッラ | 14 チッパーフィールド | 15 アロイージ | 16 ビューチャンプ | 17 トンプソン | 18 カラッツ | 19 ケネディ | 20 ウィルクシャー | 21 ステリョフスキー | 22 ミリガン | 23 ブレッシアーノ | 監督 ヒディンク |