チップ (美女と野獣)
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チップ (Chip) は、1991年公開のディズニーの長編アニメーション映画『美女と野獣』のディズニーキャラクター。呪いでコップに姿を変えられている。ポット夫人の息子。
チップ Chip |
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種類 | コップに姿を変えられた人間 / ♂ |
初作品 | 美女と野獣 |
現地声優 | ブラッドレイ・マイケル・ピアース |
日本版声優 | 山口淳史 |
目次 |
[編集] 声優
作品 | 声優 |
美女と野獣(1991年) | ブラッドレイ・マイケル・ピアース 山口淳史 |
美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント(1997年) | ハーレイ・ジョエル・オスメント/Andrew Keenan Bolger(歌) 曽根洋介 |
美女と野獣 ベルのファンタジーワールド(1998年) | Gregory Grudt 曽根洋介 |
ハウス・オブ・マウス(2001年) | ニキータ・ホプキンス |
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 美女と野獣
昼は足置きにされた犬と遊び、夜はたくさんの兄弟と食器棚で寝ている。兄弟のうち、チップだけコップの一部が欠けている。ポットにされた母ポット夫人によく紅茶を入れられている。しかしモーリスにコップとして使われたときくすぐったがっていたので、使用されることに慣れていないようだ。
ベルによく懐いて、いつも傍にいたがる。ベルが釈放され家に戻ったとき、彼女に自分たちが嫌われてしまったと勘違いする。真意を確かめるためベルの荷物に忍び込み彼女の家に行くと、ガストンたちがベルとモーリスを地下貯蔵庫に閉じこめる場面を目撃した。幸いチップは気付かれず外にいられたので、モーリスが発明した「薪を割る機械」を操作して貯蔵庫の入り口を破壊し、二人を脱出させることに成功する。映画の最後に呪いが解けて前歯が抜けた少年の姿に戻ることができた。
[編集] 美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント
呪いが解ける前のクリスマスの話。ベルとクリスマスを祝おうとする姿や、呪いが解けた年のクリスマスに楽しそうにしている姿が見られる。
[編集] 年齢
元の姿に戻ったときの彼の見た目は、映画や『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』における時間経過の設定がおかしいとウィキペディア英語版などで指摘される要因の一つになっている。ルミエールは映画内で「呪われてから十年が経過した」と言っているが、チップの姿は10歳よりも幼く見えるからである。
『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』の回想シーンの野獣がまだ人間の姿でいた頃の姿(11歳以下に見えない)にも同様の指摘がなされている。
[編集] 関連項目
- 劇団四季のミュージカルでチップ役を演じた俳優