チキン弁当
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チキン弁当は、1964年10月に日本食堂(現:日本レストランエンタプライズ)が発売開始した駅弁である。 献立の内容は何度か変更されているが、中心は「チキンライス(ケチャップライス)に唐揚げ」であることに変化はない。
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[編集] 献立
チキン弁当には現在、関東地方版と仙台地区版がある。なお、価格はいずれも税込800円(2007年現在)。
- 関東地方版
- 卵そぼろとグリンピースの乗ったチキンライス、鶏唐揚げ、付け合わせ
- 仙台地区版
- 卵そぼろとグリンピースの乗ったチキンライス、鶏唐揚げ、オニオンリングフライ、ポテトフライ、サンチェ
[編集] 復刻チキン弁当
イベント等で売られる復刻版の献立は以下の通りである。価格は通常版と同一。
- マッシュルームとグリンピースの乗ったチキンライス、鶏唐揚げ、ポテトチップ、生姜甘酢漬け
[編集] 歴史
- 1964年10月−発売開始、当時の価格は200円(ちなみに幕の内弁当は150円)。ごはんとおかずの二段重ねのパッケージ。
- 復刻版に同梱のしおりによれば、新幹線食堂車の洋食コックが新幹線乗務前に日本食堂品川営業所にて調製していたのがはじまりという。
- 1974年−東京駅で販売される商品のパッケージを現在の一段タイプに変更。
- 1988年−日本食堂が分社、チキン弁当と同様の内容の「チキンバスケット」がJダイナー東海(現:JR東海パッセンジャーズ)から登場。
- 「チキンバスケット」はその後姿を消す。
- 2004年2月−鳥インフルエンザの影響により鶏肉の入手が難しくなったため販売を中止。
- 2004年7月−販売再開。
- 2006年4月−登場当初のパッケージと内容を再現した復刻版「チキン弁当」を二日間限定で販売(なお、復刻版はその後も何度か販売している)。