ジャン=クロード・カリエール
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ジャン=クロード・カリエール(Jean-Claude Carrière、1931年9月17日 - )は、フランスの脚本家。
[編集] 来歴・人物
フランス、エロー県ベジエ生まれ。
大学在学中に作家を志し、ジャック・タチ監督の作品、『ぼくの伯父さんの休暇』『ぼくの伯父さん』のノベライゼーションを執筆。
両書のイラストを描いた、タチの助監督でもあるピエール・エテックスと意気投合し、大学を中退し、1961年、エテックスと共同で脚本を執筆し、エテックスが監督した短編映画『Rupture(破壊)』で脚本家デビュー。続いて、『女はコワイです』(1962年)そして『ヨーヨー』(1964年)と、カリエールの監督作で共同脚本を行う。
1963年には、ルイス・ブニュエル監督の『小間使の日記』の脚本を執筆。以降、ブニュエルの後期傑作群『昼顔』『ブルジョアジーの密かな愉しみ』『欲望のあいまいな対象』などの脚本を、約20年にわたって手がける。
他に、ルイ・マル『ビバ!マリア』、フォルカー・シュレンドルフ『ブリキの太鼓』、アンジェイ・ワイダ『ダントン』、大島渚『マックス・モン・アムール』、フィリップ・カウフマン『存在の耐えられない軽さ』、ジャン=ポール・ラプノー『シラノ・ド・ベルジュラック』などの脚本を執筆。
また、イギリスの演出家、ピーター・ブルックのために30年間にわたって、舞台台本を執筆。インドの長大な叙事詩「マハーバーラタ」を脚色し、9時間上演版にしたことで、もっとも知られる。
2007年には「コペンハーゲン国際映画祭」において、生涯功労賞を授与された。
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