シンデレラ (プロコフィエフ)
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シンデレラ(ロシア語:Золушка(ゾリューシュカ)、英語:Cinderella)は、旧ソ連の作曲家、セルゲイ・プロコフィエフが作曲したバレエ音楽である。フランスの詩人ペローの童話集の中の童話『シンデレラ』に基づく。バレエ音楽からプロコフィエフ自身によって管弦楽組曲3つないし4つとピアノ独奏用組曲2つ、その他が作られている。
目次 |
[編集] バレエ
[編集] 『シンデレラ』 Op.87
- 第1幕
- 第1曲 序曲
- 第2曲 パ・ド・シャ
- 第3曲 シンデレラ
- 第4曲 父親
- 第5曲 仙女のお婆さん
- 第6曲 舞踏会に行く義姉妹たちの身支度
- 第7曲 踊りのレッスン
- 第8曲 継母と義姉妹は舞踏会へ出発する
- 第9曲 舞踏会を夢見るシンデレラ
- 第10曲 ガヴォット
- 第11曲 仙女のお婆さんの再現
- 第12曲 春の精
- 第13曲 夏の精
- 第14曲 コオロギとトンボ
- 第15曲 秋の精
- 第16曲 冬の精
- 第17曲 出発の中断
- 第18曲 時計の情景
- 第19曲 ワルツ
- 第2幕
- 第20曲 廷臣たちの踊り
- 第21曲 パスピエ
- 第22曲 騎士たちの踊り(ブレー)
- 第23曲 少年の踊り ※実際のバレエではオデットの独舞
- 第24曲 小男の踊り ※実際のバレエではアロワサの独舞
- 第25曲 再び廷臣たちの踊り
- 第26曲 マズルカと王子の登場
- 第27曲 王子と4人の友人の踊り
- 第28曲 マズルカ
- 第29曲 舞踏会に着いたシンデレラ
- 第30曲 グラン・ワルツ
- 第31曲 プロムナード
- 第32曲 シンデレラの踊り
- 第33曲 王子の踊り
- 第34曲 来客へのご馳走 ※オペラ『三つのオレンジへの恋』の行進曲から主旋律がとられている。
- 第35曲 オレンジを持った義姉妹たちの踊り
- 第36曲 王子とシンデレラのパ・ド・ドゥ
- 第37曲 ワルツ―コーダ
- 第38曲 真夜中
- 第3幕
- 第39曲 王子と靴職人
- 第40曲 王子の最初のギャロップ
- 第41曲 誘惑
- 第42曲 王子の第2のギャロップ
- 第43曲 東洋
- 第44曲 王子の第3のギャロップ
- 第45曲 シンデレラの目覚め
- 第46曲 舞踏会の翌朝
- 第47曲 王子の訪れ
- 第48曲 王子とシンデレラの再会
- 第49曲 ゆるやかなワルツ
- 第50曲 愛をこめて
[編集] 演奏会用組曲(管弦楽)
[編集] 『シンデレラ』組曲第1番 Op.107
1946年11月12日、モスクワでスターセヴィチの指揮により初演。
- 導入部(序曲)
- ショールのステップ(パ・ド・シャ)
- 喧嘩
- 仙女のお婆さんと冬の精
- マズルカ
- 舞踏会へ行くシンデレラ
- シンデレラのワルツ
- 真夜中
[編集] 『シンデレラ』組曲第2番 Op.108
- 舞踏会を夢見るシンデレラ
- 踊りのレッスンとガヴォット
- 春の精と夏の精
- ブレー
- 宮廷のシンデレラ
- ギャロップ
[編集] 『シンデレラ』組曲第3番 Op.109
1947年9月3日、モスクワでスターセヴィチの指揮により初演。
- パヴァーヌ
- シンデレラと王子
- 3つのオレンジ
- 南国(誘惑)
- 東洋
- 王子とシンデレラの再会
- ゆるやかなワルツ
- 愛をこめて
[編集] ワルツ組曲 Op.110
1947年初演。第2、4、6曲が『シンデレラ』からとられている。なお、第1、5曲はオペラ『戦争と平和』第4幕と第2幕から、第3曲は映画『レールモントフ』のために書かれた音楽からとられた。題名通りワルツばかりが集められている。
- 出会った時から
- 宮殿にて
- メフィスト・ワルツ
- お伽話の終わり
- 大晦日の舞踏会
- 幸福
[編集] ピアノ組曲
[編集] バレエ『シンデレラ』からの10の小品 Op.97
- 春の精
- 夏の精
- 秋の精
- 冬の精
- キリギリスとトンボ
- 東洋
- パスピエ
- 狂想曲
- ブーレ
- 王子とシンデレラ
[編集] バレエ『シンデレラ』からの6つの小品 Op.102
- シンデレラと王子のワルツ
- シンデレラのヴァリアシオン
- 争い
- 舞踏会へ行くシンデレラ(ワルツ)
- ヴェールの踊り
- 愛をこめて
[編集] その他
[編集] アダージョ Op.97bis(チェロとピアノのための)
1944年4月19日、モスクワでストゴルスキーのチェロ、作曲者のピアノにより初演。
- バレエ音楽の第36曲『王子とシンデレラのパ・ド・ドゥ』を編曲したもの。