ザ・グルーヴァーズ
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ザ・グルーヴァーズ(The Groovers)は、日本のロックバンド。
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[編集] 解説
藤井一彦のソリッドなギター、そして「うねり」を生み出す高橋BOBのベースと藤井ヤスチカのドラムスによるリズム隊。安定した演奏力を武器にした、濃密なテンションのライブ・パフォーマンスでも評価が高い。
もともとは、1988年、ex LOODS,LOUD MACHINEの西村茂樹(ボーカル・ギター)を中心にex GAS,NARUMI AND THE MISTERSの藤井一彦(ギター・ボーカル),ex NARUMI AND THE MISTERSの藤井ヤスチカ(ドラム),高橋BOB(ベース)の4人組バンドとして結成され、1枚のシングル,3枚のアルバム,1本のVTRを残したが、バンドのフロントマンである西村が脱退(解雇)。1991年、ギターの藤井一彦がボーカルも担うようになり、スリーピース・バンドとして再出発することになった。以後、コンスタントにアルバムを発表しながら精力的にライブ活動を行なっている。また、SION、頭脳警察、友部正人、P-MODEL、ヒートウェイヴらとの交流でもよく知られている。
[編集] メンバー
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- Maximam Kiss
- Rock'n'roll '90
- No.18
(以上,西村茂樹在籍時)
- Top Of The Parade(1993年7月24日)
- Monochrome Chameleon(1994年6月25日)
- Rosetta Stone(1995年6月25日)
- Electric Whisper(1997年4月23日)
- Charged !(1998年5月20日)
- Very Best Of The Groovers(1999年1月20日)
- ベストアルバムだが、初版盤のみ2枚組で発売。2枚目には各地でのライヴ演奏曲が収録された。
- Trinity(1999年9月29日)
- Setzna(2003年2月26日)
- Modern Boogie Syndicate(2005年12月7日)
- Rough Triangle -The Groovers Live-(2007年7月25日):ライヴ盤
[編集] シングル
- Heavy Baby/Rock'n'roll '90
(以上,西村茂樹在籍時)
- メロディ/現在地/Like A Rolling Stone(1992年11月13日)
- ウェイティング・マン/俺を呼んでよ(1994年6月25日)
- Ride On,Babe!/You're Gonna Quit Me Blues(1995年5月25日)
- プリテンダー/Leave it Alone(1997年3月26日)
- 無敵の日々/(What's So Funny 'bout)Peace,Love And Understanding(1998年4月22日)
[編集] マキシ・シングル
- 12月だけのクリスチャン / ゲームは終わらない[VersionⅡ:WINTER] / 錯覚[LIVE](1993年11月26日)
- Sweetheart Of My Soul / BEAT DOWN THE WORLD / 暗闇の中で(1996年6月26日)
- 欠けた月が出ていた / BLOW! BLOW! BLOW! / 運命のひとひねり~SIMPLE TWIST OF FATE~(1996年9月26日)
- The Longest Night / スマイル / ニューエイジ(1996年12月2日)
- 春だったね'97 / (I'm not a)COMMANDED MAN / ピラニア(1997年9月18日)
- 狂おしきこの世界 / テンダリー / 何者(LIVE) / ONE FOR THE ROAD(LIVE)(1999年9月1日)
- Groovaholic(2001年7月21日)
[編集] 映像作品
- Colored Core VTR
(以上、西村茂樹在籍時)
[編集] その他
元MY LITTLE LOVERのギタリストである藤井謙二は、藤井一彦の実弟である。